十勝でのチーズ製造所は、全部で11カ所存在します。
それぞれの製造所は、個人で工房を構えて製造しているところ、共同経営で工房を構えて製造しているところ、大手乳業メーカーが製造し全国販売しているところ等など、様々な形態をとっています。
ここでは、「十勝ナチュラルチーズマーケティングプロジェクト」というグループに参加している、5ヶ所の手作り工房から順次紹介していきます。
農業組合法人
共働学舎新得農場
十勝平野の西の玄関、狩勝峠のふもとにある新得町に、代表の宮嶋望さんは東京の自由学園を卒業後アメリカのウイスコンシン州で農業を学び、1978年に「新得共働学舎」を設立。十勝平野を見渡す日高山脈のすそ野で、ブラウンスイス牛とホルスタインを放牧してナチュラルチーズをつくっている。
チーズ工房では、ラクレット、フレッシュモッツアレラ、カマンベール、カチョカバロなど約10種類のチーズを作っています。なかでもカマンベールに笹を配した「笹ゆき」がユニークで北海道らしい、と好評です。また「ラクレット」は「全国ナチュラルチーズコンテスト」で最高賞(畜産局長賞)に輝いています。
カシユニリゾート
ふうど工房槲館
100年の歴史を誇る十勝の代表的開墾牧場、新田牧場の中にあるリゾート施設カシユニ。「カシユニ」とは、アイヌ語で「仮の住まい」という意味で、敷地42万坪という広大な牧場の中に、ホテルやカフェレストランも備えられ、長期滞在のファームリゾートになっている。酪農体験教室もできる雄大なリゾートの一角でチーズが作られている。
カシユニの総支配人の門野貴行さんは滋賀県出身で、6年前に新田牧場の開発プロジェクトのたねに移住。工房でオリジナルチーズの開発を指揮している。
99年のナチュラルチーズコンテストでは審査員特別賞に選ばれた「槲」があります。「大地のほっぺ」も個性的でホルスタインの牛乳を原料に風味豊かに仕上がっています。
十勝野フロマージュ
帯広空港の近く、中札内村に平成12年8月に開業したチーズ工房。代表の赤部紀夫さんは、浦幌町の乳業メーカーに40年間勤め、乳製品開発に携わってきた経験を生かし、独立しました。
赤部さん手作りのカマンベールは熟練職人の技を傾注した、臭みがほとんどなく、ほのかな甘味とやわらかな下ざわりが好評で、生産者の顔が見える、信頼のナチュラルチーズとして人気を博しています。
半田ファーム
十勝平野の雄大な自然の中で、手作りの味にこだわって、家族みんなでチーズ作りに勤しむ。ひとつのチーズは仕込みから完成まで一人で管理する仕組みです。  すくすくとそだった牛の搾りたての牛乳を、発酵熟成させ、愛情込めてつくられたチーズは、生産、加工、品質にとことんこだわっています。
三種類のチーズは「オチャード」、「チモシー」、「ルーサン」とそれぞれ牧草の名前が付けられています。 牧草こそ牛乳の元、チーズの元というこだわりです。
ゼンキュウファーム
サンタの町で知られる広尾町で、農業を営みながら自家製チーズを作っているのが久保悦子さん。名古屋市出身で帯広畜産大学を卒業後、1984年に夫の善久さんとともに酪農を始め、94年フランスへ農業視察、小さな農場でも自家製チーズを作っていることに刺激を受け、1997年に念願だったチーズ工房を創設。
日高山脈の裾野にある牧場で牛たちは春から秋にかけ、牧草を食んでのんびりすごす。ストレスの少ない牛からとれる新鮮な牛乳から、二種類に絞ったナチュラルチーズ「キャラウェイ」、「プレーン」を作っている。
エーデル・ケーゼ館
晴天が多く、朝夕の寒暖差のはげしい足寄の、抜けるような青空の中に立つオレンジ色の屋根がエーデル・ケーゼ館。広大でのんびりした風景のこの地を愛し続ける酪農家が日々チーズ作りに情熱を傾けている。館内は工場と、観光施設の二つの顔を併せ持ち、足寄湖を一望できるホールでチーズを味わうこともできる。製造品目はカマンベール、ブルーチーズの2種類。
ハッピネスフロマージュ
十勝のワインの町池田町の清美ガ丘に自家牧場、(有)ハッピネスホルスタインズがあり、ホルスタイン105頭とジャージー種5頭を有する。のどかな田園風景の中に工房と売店がある。製造品目はラクレット、カチョカバロ、モッツアレラ、ゴーダなど6種類作っている。
花畑牧場チーズ工房
牧場の代表はタレントとして活躍している田中義剛さん。清流日本一に選ばれた札内川のある中札内村に、牛舎のない、自然に近い牧場で育てられる牛から取れる新鮮な牛乳で、ほかにないオリジナリティあふれるナチュラルチーズを作っている。製造品目はトム、モッツアレラ、パニール
よつ葉乳業(株)
農業王国北海道の中でも、とりわkw酪農をはじめとするさまざまな農業が盛んな十勝に、東洋一といわれる大工場を有しいぇいる。ゴーダ、チェダー、クリーム、カマンベールの四種類のチーズの他、バターやヨーグルト他、様々な乳製品を作っている。
明治乳業(株)
乳製品の産地として定着した北海道の十勝に大規模な工場を有する。1999年の「十勝カマンベールチーズ」の発売にあたって、生産能力の強化を図り、国産ナチュラルチーズの需要拡大に合わせ、総力をあげて販売促進活動を展開している。 製造品目は、ゴーダ、カマンベールの2種
雪印乳業(株)
1930年代にすでにチーズを作っていたという長い歴史を持つ。道内では中標津町と大樹町に工場を持ち、大樹ではさまざまな家庭用ナチュラルチーズを生産している。生産品目はクワルク、クリーム、カマンベール、ブルー、ゴーダなど約10種類
(写真の5製造所)
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