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2002/11/22 ラリーアートニュース02-064
www.ralliart.co.jp
                            RAI−02−064
                           2002年11月22日
                            株式会社ラリーアート
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□            2003年ダカールラリー            □
□          三菱自動車/ラリーアート出場計画          □
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 三菱自動車/ラリーアートは、来る1月1日(水)〜19日(日)にかけて、フラ
ンス、スペイン、チュニジア、リビア、エジプトの5ヶ国を舞台に開催される200
3年ダカールラリー(正式名称2003Telefonicaダカール/通称パリダ
カ)に、三菱パジェロエボリューション2台、三菱パジェロ2台の合計4台体制で出
場し、3年連続8回目の総合優勝を目指す。
 三菱パジェロエボリューションは前回大会より採用された新車両規定「スーパープ
ロダクション」に合致する新開発車両で、三菱がパリダカやFIAクロスカントリー
ラリー・ワールドカップで培ってきた技術と、昨年秋の第59回フランクフルトモー
ターショーで紹介した「パジェロエボリューション・コンセプトカー」のデザインを
融合させたニューマシンである。11月初旬にテスト参戦したUAEデザートチャレ
ンジ2002(アラブ首長国連邦)ではステファン・ペテランセル(フランス)の手
で見事デビューウィンを飾り、パリダカ3連覇に向けて最高のスタートとなった。
 ドライバーは2002年パリダカで悲願の初優勝を果たした増岡浩と共に、パリダ
カ2輪部門で前人未到の6度の優勝経験を持つステファン・ペテランセルを起用。ま
た、今年の優勝車をベースに更に改良を加えた三菱パジェロを1998年パリダカ優
勝のジャン・ピエール・フォントネ(フランス)、世界ラリー選手権(WRC)で1
988〜1989年連続チャンピオンを獲得したミキ・ビアシオン(イタリア)がド
ライブする。
 増岡はこれまでに引き続き新日本石油株式会社の強力なスポンサードを受け、フォ
ントネと共に「チームENEOS三菱ラリーアート」から参戦。また、ペテランセル、
ビアシオンはフランスの通信関連企業ATS社のスポンサードを受けて「チームAT
S三菱ラリーアート」から参戦する。

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■チーム体制

 チーム監督       ドミニク・セリエス(仏)
             Dominique SERIEYS

 テクニカルディレクター ティエリー・ビアルド(仏)
             Thierry VIARDOT 

 チーフエンジニア    マックス・フェルター(仏)
             Maxime FELTER

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「チームENEOS三菱ラリーアート」

 ドライバー       増岡浩

 コ・ドライバー     アンドレアス・シュルツ(独)
             Andreas SCHULZ
             
 車両          三菱パジェロエボリューション
             スーパープロダクション仕様

             
 ドライバー       ジャン・ピエール・フォントネ(仏)
             Jean Pierre FONTENAY

 コ・ドライバー     ジル・ピカール(仏)
             Gilles PICARD

 車両          三菱パジェロ
             スーパープロダクション仕様

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「チームATS三菱ラリーアート」

 ドライバー       ステファン・ペテランセル(仏)
             Stephane PETERHANSEL
 
 コ・ドライバー     ジャン・ポール・コトレ(仏)
             Jean Paul COTTRET
 
 車両          三菱パジェロエボリューション
             スーパープロダクション仕様
 
 
 ドライバー       ミキ・ビアシオン(伊)
             Miki BIASION
 
 コ・ドライバー     ティジアノ・シヴィエロ(伊)
             Tiziano SIVIERO
 
 車両          三菱パジェロ
             スーパープロダクション仕様
             
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■増岡 浩(ますおか ひろし) 
 1960年3月13日生まれ 42歳
 
埼玉県立狭山工業高校を卒業後、(株)ラリーアートに入社。フランスの関連会社に
出向の経験もある。パリダカなどのクロスカントリーラリーに多く出場し、数々のラ
リーで上位入賞を果たす。パリダカでは1987年の初出場以来パジェロで2度の市
販車改造(T2)部門優勝の実績のほか、1996年にはRVRで総合6位、199
7年、1998年にはチャレンジャーで2年連続総合4位入賞を果たす。2001年
は9日間総合1位を死守するも、ライバルチームのアンフェアな行為と主催者の走行
時間の計時ミスにより惜しくも総合2位となったが、2002年大会では12日間に
渡ってトップをキープし続け、パリダカ参戦15回目にして初の総合優勝を果たした。
知名度、実績ともに世界のトップドライバーの一人である。

 主要戦績

 1987 パリ〜ダカールラリー        総合29位
 1988 パリ〜ダカールラリー        リタイア
 1990 パリ〜ダカールラリー        総合10位
 1991 パリ〜ダカールラリー        総合96位
 1992 パリ〜ケープタウンラリー      総合20位
 1993 パリ〜ダカールラリー        リタイア
 1994 パリ〜ダカールラリー        総合4位
 1995 グラナダ〜ダカールラリー      総合10位
 1996 グラナダ〜ダカールラリー      総合6位
 1997 ダカール〜アガデスダカールラリー  総合4位
 1998 パリ〜グラナダ〜ダカールラリー   総合4位
 1999 グラナダ〜ダカールラリー      総合6位
 2000 パリ〜ダカール〜カイロラリー    総合6位
 2001 パリ〜ダカールラリー        総合2位
 2002 パリ〜ダカールラリー        総合優勝
 2002 モロッコラリー           総合2位

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■ステファン・ペテランセル(Stephane PETERHANSEL)
 フランス:1965年8月6日生まれ 37歳
 
1980年にバイクレースでレースデビュー。クロスカントリーラリーの最高峰パリ
ダカで2輪部門での6度の優勝と、バイク・エンデューロの頂点ISDE(インター
ナショナル・シックス・デイズ・エンデューロ)で4度の優勝を収める。1999年
のグラナダ〜ダカールラリーでは初の4輪部門参戦ながら総合7位。以降4輪部門で
参戦を続け、2000年は総合2位。2001年にはT1部門で優勝。2002年の
チュニジアラリーから三菱ワークスとして三菱パジェロで出場し、同ラリーとUAE
デザートチャレンジで総合優勝。

 主要戦績

 2輪     

 1991 パリ〜ダカールラリー        総合優勝
 1992 パリ〜ケープタウンラリー      総合優勝
 1993 パリ〜ダカールラリー        総合優勝
 1995 グラナダ〜ダカールラリー      総合優勝
 1997 ダカール〜アガデスダカールラリー  総合優勝
 1997 世界選手権エンデューロ       チャンピオン
 1998 パリ〜グラナダ〜ダカールラリー   総合優勝
 2001 世界選手権エンデューロ       チャンピオン

 4輪   

 1999 グラナダ〜ダカールラリー      総合7位
 2000 ダカール〜ダカール〜カイロラリー  総合2位
 2000 モロッコラリー           総合5位
 2001 パリ〜ダカールラリー        T1部門優勝
 2002 チュニジアラリー          総合優勝
 2002 UAEデザートチャレンジ      総合優勝
 
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■ジャン・ピエール・フォントネ(Jean Pierre FONTENAY)
 フランス:1957年6月24日生まれ 45歳
 
1983年のパリダカでコ・ドライバーとしてデビューし、1987年のパリダカで
三菱チームのクイックアシスタントをつとめる。やがてワークスドライバーとして活
躍するようになる。1993年ワールドカップではT2部門で出場、5戦中5連続部
門優勝という快挙を成し遂げた。また1994年オーストラリアンサファリ、199
5年パリ〜北京ラリーでは市販車無改造(T1)部門のパジェロでの出場ながら並み
居るプロトタイプ(T3)部門の強豪を抑え、総合優勝を飾る。1998パリダカで
は、初出場から16年目にして悲願の総合優勝を成し遂げる。また同年11月に行な
われたUAEデザートチャレンジにおいても、総合優勝を飾っている。2000年の
パリダカでは総合3位(T2部門総合優勝)、2001年は総合6位でゴールした。
2002年はパリダカでの総合4位のほか、イタリアン・バハ、UAEデザートチャ
レンジで総合2位を獲得している。

 主要戦績

 1988 パリ〜ダカールラリー        総合2位
 1989 パリ〜ダカールラリー        総合7位
 1991 パリ〜ダカールラリー        総合3位
 1993 イタリアン・バハ          総合優勝
 1995 グラナダ〜ダカールラリー      総合4位
 1995 パリ〜北京ラリー          総合優勝
 1996 グラナダ〜ダカールラリー      総合3位
 1996 アトラスラリー           総合2位
 1997 ダカール〜アガデスダカールラリー  総合2位
 1998 パリ〜グラナダ〜ダカールラリー   総合優勝
 1998 UAEデザートチャレンジ      総合優勝
 1999 グラナダ〜ダカールラリー      総合9位
 2000 パリ〜ダカール〜カイロラリー    総合3位
 2000 モロッコラリー           総合3位
 2001 パリ〜ダカールラリー        総合6位
 2002 パリ〜ダカールラリー        総合4位
 2002 UAEデザートチャレンジ      総合2位

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■ミキ・ビアシオン(Miki BIASION)
 イタリア:1958年1月7日生まれ 44歳
 
1978年にラリー・デビュー。1983年にランチア・ラリーでヨーロッパ・ラリ
ー選手権のチャンピオンを獲得。1984年からWRCに本格的に参戦し、1986
年にはランチアのワークスとしてWRC初優勝を飾る。翌1987年には3勝してシ
リーズ2位、1988年には5勝して、イタリア人初のWRCチャンピオンに輝いた。
続く89年にもチャンピオンを獲得。1996年からクロスカントリーラリーに参戦
して、これまでにT4(カミオン=トラック)部門で2勝している。

 主要戦績

 WRC

 1987 WRC               総合優勝3回
                        シリーズ2位
 1988 WRC               総合優勝5回
                        チャンピオン
 1989 WRC               総合優勝5回
                        チャンピオン
 1990 WRC               総合優勝2回
                        シリーズ4位
 クロスカントリーラリー   

 1996 イタリアン・バハ          総合3位
 1999 チュニジアラリー          T4部門優勝
 1999 UAEデザートチャレンジ      T4部門優勝
 2000 イタリアン・バハ          T4部門3位
 2000 チュニジアラリー          T4部門2位
 2002 UAEデザートチャレンジ      総合3位

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■出場車両概要

 2002年パリダカから設定された車両規定「スーパープロダクション」に基づい
て開発された三菱パジェロエボリューションは20年以上に渡る三菱のパリダカ挑戦
で培われたノウハウと最新技術を組み合わせた、クロスカントリーラリーカー最先端
の姿である。
 チューブラーフレーム構造の車体は高剛性かつ軽量に仕上げられ、車高を10cm
下げると同時にロードクリアランスも拡大。前面投影面積の減少で空力性能の向上を
図った。また、エンジン搭載位置を10cm下方、30cm後方にレイアウトして低
重心化と重量バランス最適化を実現。ドネア社(フランス)製新開発ショックアブソ
ーバーを擁した4輪独立懸架サスペンションとあいまって優れた運動性能を発揮する。
エンジンは定評ある6G74型3.5リットルV型6気筒MIVEC可変バルブタイ
ミング機構付きで、吸排気系の改良によりほぼ全域でトルクの増強を実現。組み合わ
されるミッションもパリダカ参戦車として初めて6速のシーケンシャルタイプを採用
し、操作性を向上した。
 また、前回大会で1〜4位独占の快挙を成し遂げた三菱パジェロもエンジン出力向
上、車体細部の改良により、一層の戦闘力向上を果たして参戦する。なお、タイヤは
4台すべてBFグッドリッチを装着。路面状況に応じて最適な空気圧を車内から調整
できる空気圧加減システムを引き続き採用している。

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■車両スペック

              三菱パジェロエボリューション/三菱パジェロ
                スーパープロダクション(T2)仕様

 全長              4,223mm/4,110mm
 全幅              1,994mm/1,955mm
 ホイールベース         2,725mm/2,545mm
 トレッド(前・後)       1,722mm/1,700mm
 エンジン       6G74 V型6気筒DOHC24バルブMIVEC 
               θ32吸気量制限装置(リストリクター)
 燃料供給装置         ECIマルチ(電子制御燃料装置)
 ボア×ストローク          93.0×85.8mm
 総排気量                3,497cc
 最高出力             270PS/6,000rpm
 最大トルク           36kg−m/3,500rpm
 トランスミッション          マニュアル6速
 サスペンション(フロント)ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
 サスペンション(リア)  ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング
 ステアリング        ラック&ピニオン パワーステアリング
 ブレーキ         ベンチレーテッドディスク6ポットキャリパ
 タイヤ                 BFグッドリッチ
 燃料タンク                 500L
 
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■2003年ダカールラリー概要

 第25回目の記念大会となる03年パリダカは、1月1日(水)にフランス南部の
マルセイユをスタートし、スペイン、チュニジア、リビアを経由して19日(日)に
エジプト・シナイ半島先端のシャルム・エル・シェイクにゴールする。19日間、総
延長は8522km、内SS(競技区間)は5216kmが設定されている。大会正
式名称はスペインの通信関連協賛企業名を冠した「2003Telefonicaダ
カール」。パリ、ダカールの双方とも起終点としないのはこれが初めて。舞台が従来
のアフリカ大陸北西部から北東部に移ることにより、パリダカのイメージを定着させ
た80年代当時の大会に近い、砂漠中心かつ変化に富んだステージが予想される。
 1日夜にマルセイユをスタートしたラリーは、短いプロローグランをこなした後、
スペイン国境に近いナルボンヌへ移動。3日(金)にはスペインのカステロンで最初
のSSを行い、同日夜半バレンシアからフェリーに乗船する。5日(日)朝にチュニ
ジアのチュニスに上陸するといよいよアフリカステージがスタート。ラリーがチュニ
ジアを通過するのは89年大会以来実に14年ぶりで、ツイスティな砂漠が早くも現
れる。7日(火)にはリビアに入国。広大なリビア砂漠は89年〜92年大会当時、
前半戦のハイライトになった。ハイスピードコースが多いと同時に、今大会ではアシ
スタンス車両が行くことのできないビバーク地をはさんだマラソンステージや、かつ
てのように方位計を頼りにルートを探すGPS禁止区間など、難易度も高い設定とな
っている。
 リビアでの5つのステージのあと、ラリーは12日(日)にエジプトへ入り、翌1
3日(月)シワで中間休息日を迎える。後半戦はシワを基点とするループに始まり、
同国内特有のダイナミックな砂丘をふんだんに盛り込んだステージをこなす。終盤1
7日(金)には再びGPS禁止区間が設けられて最後の難関に。18日(土)にスエ
ズ運河を越えてシナイ半島に至り、19日(日)にシャルム・エル・シェイクでゴー
ルを迎える。総じて過去使われた区間も活用しながら新ルートを構成した格好で、例
年以上に激しい戦いは必至。11月15日(金)時点のエントリー台数は2輪153
台、4輪116台、カミオン(トラック)41台の総勢310台となっている。
 
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月 日        レグ               国名

12月30日(月) 車検(マルセイユ)        フランス
   31日(火) 車検(マルセイユ)        フランス
 1月 1日(水) スタート(マルセイユ)/第1レグ フランス
 1月 2日(木) 第2レグ             スペイン
 1月 3日(金) 第3レグ             スペイン
 1月 4日(土) 移動日              スペイン〜チュニジア
 1月 5日(日) 第4レグ             チュニジア
 〜 
 1月 7日(火) 第6レグ             チュニジア〜リビア
 〜 
 1月12日(日) 第11レグ            リビア〜エジプト
 1月13日(月) 休息日(シワ) 
 〜 
 1月19日(日) ゴール(シャルム・エル・シェイク)エジプト
                                  以上

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写真付きのレポートが下記のアドレスでご覧いただけます。
http://www.ralliart.co.jp/02news/rai-02-064.html

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 ◆本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5232−7682
2002/11/21
www.ralliart.co.jp
                           2002年11月21日
                            株式会社ラリーアート
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□        03年パリダカ事前テレビ放送のお知らせ         □
□                                    □
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03年ダカールラリー(パリダカ)に向けて、02年パリダカ総合優勝の増岡浩選手
とマシン開発の事前情報が、下記テレビ番組で放送される予定ですので、
是非ご覧下さい。


テレビ番組: 日本テレビ系列「ニュースプラス1」(17:00〜19:00)

放送日時 : 11月26日(火)
       番組内スポーツコーナー18:30頃 3〜4分間
       (突発的ニュースがない場合の条件付き放送です)

放送内容 : 増岡選手と三菱パジェロエボリューションが03年パリダカを
       どう戦うかが放送されます。

                                   以上

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 ◆本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5232−7682
  FAX.(03)5232−7797
2002/11/18 ラリーアートニュース02-063
www.ralliart.co.jp
                            RAI−02−063
                           2002年11月18日
                            株式会社ラリーアート
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□            イタリアン・バハ2003            □
□          三菱ディーラーメカニック最終選考会          □
□            派遣メカニック5名が決まる            □
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 三菱自動車販売協会ギャラン部会/三菱自動車工業株式会社/株式会社ラリーアー
トは、2003年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第1戦「イタリア
ン・バハ2003」に派遣するディーラーメカニックの最終選考会を11月14日(
木)〜16日(土)にかけて静岡県伊豆の「モビリティパーク」で実施。派遣メカニ
ック5人を選出した。
 販売会社サービスマンの技術向上、士気高揚などを目的に1993年から始まった
三菱自動車のディーラーメカニック海外ラリー実戦体験活動は今年で10回目を迎え、
すでに45名のメカニックを送り出している。今回もパジェロ取り扱い全国113社
の三菱ギャラン系販売会社で働く約7600人のメカニックの中から17人が最終選
考会に参加。実戦を想定したオフロードコースを舞台に3日間に渡って技術、体力な
どを競った。
 「イタリアン・バハ2003」は来年3月13日〜16日にFIAクロスカントリ
ーラリー・ワールドカップの第1戦として開催される予定。派遣メカニックは今後、
国内およびフランスでの研修を経て、三菱チームのフランス人メカニックと共に増岡
浩選手の車両整備を行う。

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■最終決定した三菱ディーラーメカニック

徳永 淳(とくなが あつし)/24歳 福島三菱自動車販売株式会社
「3日間一生懸命でした。ディーラーメカチームでも職場のようにムードメーカーに
なれるよう頑張り、増岡選手のお手伝いが出来ればと思います」


佐久 安弘(さく やすひろ)/27歳 南茨城三菱自動車販売株式会社
「思うように作業できなかったが、OBの方々に励まされながらここまで来ました。
OBに負けないよう頑張りたい」


貝沼 和弘(かいぬま かずひろ)/28歳 東京三菱自動車販売株式会社
「この選考会に来られただけでも幸せ。5人の中に入れてとても嬉しいです。いい仲
間も出来たので、現場では思い切りやりたい」


山本 真志(やまもと まさし)/26歳 南大阪三菱自動車販売株式会社
「まさか選ばれるとは…まだ実感が沸きませんが、これからも色々教えていただき、
とにかく本番で失敗しないよう全力を尽くします」


土肥 雅之(とひ まさゆき)/22歳 福山三菱自動車販売株式会社
「このメンバーの中でも自分は経験が浅いので、足を引っ張らないよう本番まで精進
し、自分に足りないものを埋めて迷惑にならぬよう頑張ります」


・次席
鳥羽 剛史(とば ごうし)/25歳 近畿三菱自動車販売株式会社

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■最終選考会の様子

 最終選考会には増岡選手のほか、派遣ディーラーメカニックのOBやラリーアート
関係者が当たり、実戦を想定したオフロードコースで厳しい目に見つめられながらの
選考会だった。審査の内容はメンタル・体力審査にはじまり、異音、ガタなどから車
両の不具合場所を特定し制限時間内に修理するトラブルシューティング/英語による
作業指示を聞き取るタイムアタックなどといった技術審査、そして本番のラリー会場
を想定し、増岡選手ドライブの02パリダカ優勝車を使用したサービスの準備〜実施
〜撤収を各班で実施するラリーシミュレーションと広範に及ぶ。増岡選手から実戦に
即した指導や質問も飛ぶ中、メカニックたちは大きな声で互いの作業を確認しあうな
ど、会場には緊張感が満ちていた。
 
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■三菱ディーラーメカニック最終選考会エントリーリスト

 販売会社名     山形三菱自動車販売株式会社 山形営業所
 氏名(年齢)    堀江 弘一(26才)
 *資格       M3/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     東北三菱自動車販売株式会社 本社サービス部 
 氏名(年齢)    水戸部 吉海(27才)
 *資格       M2/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     福島三菱自動車販売株式会社 カープラザ福島(出向)
 氏名(年齢)    徳永 淳(24才)
 *資格       M3/F4 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     栃木三菱自動車販売株式会社 宇都宮営業所 
 氏名(年齢)    嶋田 明(38才)
 *資格       M1/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     南茨城三菱自動車販売株式会社 土浦支店
 氏名(年齢)    佐久 安弘(27才)
 *資格       M3/F3 
 最終選考会参加実績 初

 販売会社名     新潟三菱自動車販売株式会社 新発田営業所 
 氏名(年齢)    高橋 智章(29才)
 *資格       M2/F3 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     東京三菱自動車販売株式会社 渋谷営業所
 氏名(年齢)    貝沼 和弘(28才)
 *資格       M3/F3 
 最終選考会参加実績 初
  
 販売会社名     東京北三菱自動車販売株式会社 高井戸営業所 
 氏名(年齢)    樋口 剛(29才)
 *資格       M3/F3 
 最終選考会参加実績 2回目
  
 販売会社名     川崎三菱自動車販売株式会社 川崎営業所
 氏名(年齢)    井上 学(30才)
 *資格       M4/F3 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     名古屋三菱自動車販売株式会社 本店
 氏名(年齢)    鈴木 規生(26才)
 *資格       M3/F4 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     近畿三菱自動車販売株式会社 豊中営業所
 氏名(年齢)    鳥羽 剛史(25才)
 *資格       M3/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     南大阪三菱自動車販売株式会社 堺北営業所 
 氏名(年齢)    山本 真志(26才)
 *資格       M3/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     大阪三菱自動車販売株式会社 中央営業所
 氏名(年齢)    森岡 和雅(29才)
 *資格       M3/F4 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     兵庫三菱自動車販売株式会社 西宮営業所
 氏名(年齢)    山口 賢司(31才)
 *資格       M3/F2 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     福山三菱自動車販売株式会社 北サービスステーション
 氏名(年齢)    土肥 雅之(22才)
 *資格       M3/F4 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     広島三菱自動車販売株式会社 呉三条営業所 
 氏名(年齢)    堂本 松生(30才)
 *資格       M3/F3 
 最終選考会参加実績 初
 
 販売会社名     西九州三菱自動車販売株式会社 本社サービス課 
 氏名(年齢)    林 孝幸(28才)
 *資格       M3/F4 
 最終選考会参加実績 初

*資格は三菱自動車技能資格制度によるもの、
 Mはサービスエンジニア、Fはサービスアドバイザー。
 Mは5クラス、Fは4クラスに分かれ、各々1が最上級。

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■イタリアン・バハ概要

 イタリアン・バハは、毎年、1日もしくは2日で競技(プロローグランを除く)が
行なわれ、総走行距離は1000km弱。アドリア海沿岸の軍事演習地内に設けられ
た周回コースで1周ごとにタイム計測し、毎周後にはサービスパークでマシンの破損
箇所を修理することができる。長距離を争う他のクロスカントリーラリーに比べ、ス
プリント要素が強い点がイタリアン・バハの特徴だ。そのため1日にノンストップで
数百km、2週間以上に及ぶ戦いを展開するラリーとは違い、走行距離、期間ともに
短い同ラリーでは、一旦遅れたタイムの逆転は困難なため、いかにマシンを壊さず、
いかに可能なかぎり果敢にアタック走行ができるかが重要だ。何よりも車両の信頼性
が勝負の鍵を握ることになるだろう。02年は北イタリア・ベニスの北方約150k
mのサチーレの町を起点に、総走行距離797km、SS競技区間611kmで争わ
れた。なお、03年は3月13日〜16日に開催が予定されているが、スタート地、
ゴール地、コース等詳細は未発表。 
                                  以上

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写真付きのレポートが下記のアドレスでご覧いただけます。
http://www.ralliart.co.jp/02news/rai-02-063.html

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 ◆本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5232−7682
2002/11/18
「マールボロ三菱ラリーアート」WRC第14戦(最終戦)
 グレートブリテンラリー速報:最終・第3レグレポートをご送付いたします。

・三菱自動車/ラリーアート・インターネット速報
 (以下のホームページでご覧になれます) 
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/WRC/gb/

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      2002年FIA世界ラリー選手権 第14戦(最終戦)
       第58回NetworkQラリーグレートブリテン
       [最終・第3レグレポート]11月18日(月)発行

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       2002年FIA世界ラリー選手権第14戦(最終戦)


          2002年世界ラリー選手権閉幕
       グループNは三菱ランサーがシーズン9勝目を飾る

       
          11月17日(日)最終・第3レグ
 (総走行距離490.81km/SS4カ所(14〜17)距離138.5km)
        気温:10度前後 天候:晴れ 路面:マッド

順位 ドライバー      車両             タイム

 1*P・ソルベルグ    スバル・インプレッサWRC  3秒30分36秒4
 2*M・マーチン     フォード・フォーカスWRC       24秒4
 3*C・サインツ     フォード・フォーカスWRC     1分35秒7
 4*T・マキネン     スバル・インプレッサWRC     2分37秒5
 5*C・マクレー     フォード・フォーカスWRC     3分01秒5
 6 M・ヒギンズ     フォード・フォーカスWR      5分01秒9
 7*H・ロバンペラ    プジョー206WRC        5分15秒8
 8*F・ロイックス    ヒュンダイ・アクセントWRC    5分15秒9
 9 J・カンクネン    ヒュンダイ・アクセントWRC    5分29秒1
10*T・ガルデマイスター スコダ・オクタビアWRC      6分02秒9
18 O・スヴェルンド   三菱ランサーエボリューション   31分21秒0
   (N1位)
21 D・ソラ       シトロエン・サクソ        32分30秒2
   (J1位)    

 1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計、
 2位以下のタイムはトップとの差
 *マニュファクチャラーズ対象/N=グループN、J=ジュニア選手権


 2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第14戦(最終戦)Network
Qラリーグレートブリテン(GBラリー)は11月17日(日)、52台が最終日の
第3レグをスタート。カーディフの北西方向へSS4カ所合計138.50kmを争
った。大会日程中最長の距離で、最もタフなコースが組まれていた。シリーズ最終日
を飾るにふさわしい上位グループの激戦が繰り広げられた。早朝は霧がかかっていた
が、日中は青空が広がり気温も10度ほどまで上がる暖かな一日となった。
 ラリーは接戦の末、ペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバル)が通算3時間30
分36秒4でWRC初勝利をものにした。2位はマルコ・マーチン(エストニア、フ
ォード)、3位にはカルロス・サインツ(スペイン、フォード)が入った。
 ドライバーズタイトルは第12戦でマーカス・グロンホルム(フィンランド、プジ
ョー)が2年ぶり2度目のチャンピオンを決めていたが、今回最高点の10ポイント
を獲得し37ポイントとしたソルベルグが、前戦までの7位から一気に逆転し2位。
3位はわずか1ポイント差でサインツ、4位のコリン・マクレー(英国、フォード)
が35ポイント、5位のリチャード・バーンズ(英国、スバル)が34ポイントとわ
ずか1点ずつの差で順位が決定した。マニュファクチャラーズタイトルはプジョーが
すでに3連覇を決めており、2位はフォードとなった。フォードは1997年からW
RC全戦でポイントを獲得するという記録を樹立した。
 プロダクションカー選手権は前戦で終了したが、グループNでは三菱ランサーエボ
リューションのオスカー・スヴェルンド(スウェーデン)が首位を守り、優勝を飾っ
た。


■グループNは三菱ランサーのスヴェルンドが優勝

 グループNで優勝したスヴェルンド(スウェーデン)は終盤SS17でトランスミ
ッション故障がありタイムを詰められたが、スーパー1600の車が横転したためS
Sはそこで中止、グループNは一律同じタイムが与えられ、リードを守りきることが
できた。
 「とてもうれしい。すばらしいラリーだった。2回目にコースはずいぶん荒れ気味
だったから慎重に乗った。車に少しトラブルも出たけど、1位でゴールできてとても
うれしい」とスヴェルンド語った。
 また、英国ツーリングカー選手権で活躍しているジェームズ・トンプソン(英国)
が三菱ランサーエボリューションで2位に入った。このクラスでは上位10位のうち
7台まで三菱ランサーエボリューションが占めた。


■若手のドライバー台頭著しく、ソルベルグがWRC初優勝を飾る

 ソルベルグとマーチン、トップ2台が激戦を繰り広げる後ろでは、サインツが前、
後ろともタイム差のある3位。トミー・マキネン(フィンランド、スバル)とコリン
・マクレー(英国、フォード)は激しい4位争い。マキネンは途中パンクがありフロ
ントガラスも割ったが結局4位を確保した。C・マクレーも第1レグ終了時の17位
から大幅順位アップの5位でゴール。フォードの4台目で、ウェールズ出身のマーク
・ヒギンズ(英国)が大健闘し6位。フレディ・ロイックス(ベルギー、ヒュンダイ
)はヒギンズを追っていたが、ハリ・ロバンペラ(フィンランド、プジョー)にわず
か0秒1差で交わされ8位。ロバンペラが7位。ユハ・カンクネン(フィンランド、
ヒュンダイ)9位、トニ・ガルデマイスター(フィンランド、スコダ)10位。上位
陣ではセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン)が7位を走っていたSS16
でフロントサスペンションを壊しリタイア。一時3位に上がったリチャード・バーン
ズ(英国、プジョー)は同じSS16で滑ってコースオフというホームラリーらしか
らぬミスでリタイアした。


■2003年WRCはモンテカルロで開幕

 WRCのシーズンオフは短い。わずか10週もたたないうちに、2003年シーズ
ンが1月24日〜26日のモンテカルロラリーで幕を開ける。来季からシトロエンが
正式にワークス参加し、7ワークスの戦いとなる。モンテカルロラリーはフランスの
アルプス山中、続くスウェディッシュラリーと、2003年は雪と氷で幕を開ける。

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■2002年WRCシリーズポイント(最終戦終了時)

・マニュファクチャラーズ選手権

 順位 メーカー   ポイント

  1 プジョー   165
  2 フォード   104
  3 スバル     67
  4 ヒュンダイ   10
  5 スコダ      9
  6 三菱       9

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・ドライバーズ選手権

 順位 ドライバー(国籍           メーカー  ポイント
 
  1 M・グロンホルム(フィンランド)   プジョー   77
  2 P・ソルベルグ(ノルウェー)     スバル    37
  3 C・サインツ(スペイン)       フォード   36
  4 C・マクレー(英国)         フォード   35
  5 R・バーンズ(英国)         プジョー   34
  6 G・パニッツィ(フランス)      プジョー   31
  7 H・ロバンペラ(フィンランド)    プジョー   30
  8 T・マキネン(フィンランド)     スバル    22
  9 M・マーチン(エストニア)      フォード   20
 10 S・ローブ(フランス)        シトロエン  18
 11 P・ブガルスキー(フランス)     シトロエン   7
 12 T・ラドストロム(スウェーデン)   シトロエン   4
 13 T・ガルデマイスター(フィンランド) スコダ     3
 14 J・カンクネン(フィンランド)    ヒュンダイ   2
 15 A・マクレー(英国)         三菱      2
 16 B・ティリー(ベルギー)       プジョー    2
 17 F・ロイックス(ベルギー)      ヒュンダイ   1
 18 K・エリクソン(スウェーデン)    スコダ     1
 19 J・ピュラス(スペイン)       シトロエン   1
 20 M・ヒギンス(英国)         フォード    1
 
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・ドライバーズ/プロダクションカー選手権

 順位 ドライバー(国籍)          メーカー  ポイント

  1 K・シン(マレーシア)        プロトン   32
  2 K・ソルベルグ(フィンランド)    三菱     26
  3 R・フェレイロス(ペルー)      三菱     23
  4 A・フィオリオ(イタリア)      三菱     22
  4 新井 敏弘              スバル    22
  6 M・ロウ(英国)           三菱     13
  7 G・トレレス(ウルグアイ)      三菱     12
  8 D・イリブ(ブルガリア)       三菱      9
  9 B・コルヴォルド(ノルウェー)    三菱      5
 10 L・バルディニ(イタリア)      三菱      4
 
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・三菱賞ドライバーズポイント

 順位 ドライバー(国籍)         ポイント

  1 A・フィオリオ(イタリア)      27
  2 K・ソルベルグ(フィンランド)    26
  3 R・フェレイロス(ペルー)      26
  4 G・トレレス(ウルグアイ)      19
  5 M・ロウ(英国)           16
  6 D・イリブ(ブルガリア)       11
  7 B・コルヴォルド(ノルウェー)     9
  8 L・バルディニ(イタリア)       6
  9 A・デ・ドミニシス(イタリア)     6
 10 M・リガト(アルゼンチン)       6      

  *同点でもより上の順位でゴールしたドライバーは上位にランキングされる

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■グレートブリテンラリー公式ホームページ:
 http://buypower.vauxhall.co.uk/networkQ/rally.jhtml

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   モータースポーツの最新情報は、以下のホームページでご覧頂けます。

    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/index_j.html
           http://www.ralliart.co.jp/

   また、ラリー中の写真が下記のホームページよりダウンロード可能です。
               ご利用ください。

    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/WRC/gb/photolibrary.htm
   
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       リアルタイムでお届けするSS速報はこちらへ!

 スペシャルステージのライブ速報がこちらでご覧戴けます。1台ゴールする度に
       順位とタイムが掲載されるリアルタイム速報です。

      http://203.179.3.253/mitsubishi/gb02/ssresult.html

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           三菱自動車/ラリーアートi-news

  携帯電話(ドコモのi−mode)でWRCニュースがご覧になれます。
  内容はラリーレポート、現地からの最新SS(スペシャル・ステージ)の
        リザルト等情報満載ですので、是非ご覧下さい。

 SSと総合順位トップ10がステージにゴールする毎に掲載される超速報です。
   外出先からも三菱自動車/ラリーアートのWRC速報をお楽しみ下さい!

              携帯電話対応URL

        http://www.mitsubishi-motors.co.jp/WRC/i/

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お問い合わせは下記にお願いします。

(株)ラリーアート :須賀 Tel:03−5232−7682
2002/11/17
「マールボロ三菱ラリーアート」WRC第14戦(最終戦)
 グレートブリテンラリー速報:第2レグレポートをご送付いたします。


■今後の配信予定

・三菱自動車/ラリーアート速報
 【最終・第3レグ結果レポート】     11月18日(月)正午頃

・三菱自動車/ラリーアート・インターネット速報
 (以下のホームページでご覧になれます) 
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/WRC/gb/
 【最終・第3レグ結果レポート】     11月18日(月)正午頃

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      2002年FIA世界ラリー選手権 第14戦(最終戦)
       第58回NetworkQラリーグレートブリテン
        [第2レグレポート]11月17日(日)発行

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       2002年FIA世界ラリー選手権第14戦(最終戦)


           「マールボロ三菱ラリーアート」
           デルクール、パーソネンはリタイア
         グループNは三菱ランサーが上位9台を独占


            11月16日(土)第2レグ
(総走行距離508.39km/SS6カ所(8〜13)距離117.04km)
            気温:2度前後 天候:晴れ 路面:マッド

順位 ドライバー     車両             タイム

 1*M・マーチン    フォード・フォーカスWRC  2時間13分29秒9
 2*P・ソルベルグ   スバル・インプレッサWRC         1秒6
 3*C・サインツ    フォード・フォーカスWRC        28秒1
 4*R・バーンズ    プジョー206WRC           57秒7
 5*T・マキネン    スバル・インプレッサWRC      1分40秒5
 6 S・ローブ     シトロエン・クサラWRC       2分03秒1
 7*C・マクレー    フォード・フォーカスWRC      2分03秒5
 8 M・ヒギンズ    フォード・フォーカスWRC      3分00秒8
 9*F・ロイックス   ヒュンダイ・アクセントWRC     3分12秒7
10 J・カンクネン   ヒュンダイ・アクセントWRC     3分30秒0
23 O・スヴェルンド  三菱ランサーエボリューション    17分42秒9
   (N1位)
28 D・ソラ      シトロエン・サクソ         19分51秒2
   (J1位)

 1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計、
 2位以下のタイムはトップとの差
 *マニュファクチャラーズ対象/N=グループN、J=ジュニア選手権


 2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第14戦(最終戦)Network
Qラリーグレートブリテン(GBラリー)は11月16日(土)、英国ウェールズ地
方のカーディフ周辺で第2レグを行った。「マールボロ三菱ラリーアート」のフラン
ソワ・デルクール(フランス)、ヤニ・パーソネン(フィンランド)ともクラッシュ
でリタイアと残念な結果になった。この日は、前日首位のマーカス・グロンホルム(
フィンランド、プジョー)ほかワークスが多数リタイアした
 プロダクションカー選手権は前戦で終了したが、グループNでは三菱ランサーエボ
リューションのオスカー・スヴェルンド(スウェーデン)が前日に続きトップ、後続
に57秒の差を付けている。

 初日の85台のうち2日目のスタートを切ったのは73台。カーディフの北西方向
で5カ所の森林ステージとカーディフ市内でのスーパーSSを争う第2レグはSS距
離では全日程中で一番短い。この日は気温は2度ほどまでしか上がらず寒かったが、
からりと晴れて気持ちいい日より。上位グループでいくつもの接戦が繰り広げられ、
観客にとっても興味深い一日となった。


■デルクール、パーソネンSS10で相次いでリタイア

 痛みを抱えて走っていたデルクールにとって、今日のスリッピーな高速コースは厳
しいものだった。代理のコ・ドライバー、ドミニク・サビニョーニとの急造コンビは
全力でラリーに当たっていたが、SS10でペースノートの読み上げの乱れからデル
クールはコースで滑り、リタイアとなった。
 「きつい左コーナーと連続している6速ギアのクレストで、ドミニクが読み上げる
のが少し遅れたんだ。クレストだと聞いた時にはもうクレストに入っていて、回りき
ることが出来なかった。滑ってコースアウトして、フロントを大きく壊してしまった。
ラリーGBの長い高速ステージではペースノートをドライビングに遅れないように読
むのは難しいとは話していた」幸いにも2人ともけがはなく、歩いてステージを離れ
ることができた。

 パーソネンは初のGBラリーで予想していた以上の独特のカーブと、ウェットで滑
りやすいコンディションに苦闘した。パーソネンはグロンホルムがリタイアしたのと
同じ場所でコースアウトし、リタイアとなった。
 「マーカスのアクシデントがあったから君も気を付けろとオフィシャルが警告して
いたからスピードを落としたんだけど、そこは特別にスリッピーな場所で、大きく横
に滑って土手に引っかかってしまって横転した。とても残念だ」とパーソネン。パー
ソネンはむち打ちで病院に行ったものの、コ・ドライバーのアルト・カパネンと共に
大きなケガはなかった。

 3台リタイアという厳しい現実をふまえて「マールボロ三菱ラリーアート」のジョ
ン・イーストンはこう語った。
 「今年は厳しいシーズンだったが、辛い結末となってしまった。車にも可能性はあ
ったものの、まだやらなければいけないことが大量にある。しかし、こういう厳しい
シーズンにもかかわらずチームがモチベーションを持ち続けていたことには満足して
いる。どのチームにもこういう年があるものだ。冬の間に開発を進め、来シーズンに
はもっと戦闘力を上げてトップ争いができると確信している」。


■第1レグトップのグロンホルムも魔のSS10でリタイア

 第2レグは波乱の展開となった。その最大の出来事が今年のチャンピオンで前日ま
でトップにいたグロンホルムのリタイアだ。この日最初の森林ステージ2カ所を終え
た時点では後続との差を1分8秒0に広げてトップにいたが、SS10で横転して衝
撃のリタイアとなった。変わってトップに立ったのがマルコ・マーチン(エストニア、
フォード)、そしてわずか1秒6差でペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバル)が
2位となった。この2人、どちらが勝ってもWRC初勝利で、勝負の行方ががぜん面
白くなってきた。27歳の2人に続き40歳の大ベテランのカルロス・サインツ(ス
ペイン、フォード)がトップから28秒1差の3位。4位には前日の12位から猛烈
な追い上げでリチャード・バーンズ(英国、プジョー)が上がってきた。トミー・マ
キネン(フィンランド、スバル)が5位。コリン・マクレー(英国、フォード)は森
林ステージを終え6位にいたが最後のスーパースペシャルでスピンして、0秒2差で
セバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン)に負け7位。6位がローブとなった。
フォードの4台目、マーク・ヒギンズ(英国)はフレディ・ロイックス(ベルギー、
ヒュンダイ)と激戦のすえ8位確保。9位ロイックス、10位はユハ・カンクネン(
フィンランド、ヒュンダイ)だった。
 この日のワークス勢では他にアーミン・シュワルツ(ドイツ、ヒュンダイ)が午前
中、出火して煙を大量に吸い込んだため棄権し、トーマス・ラドストロム(スウェー
デン、シトロエン)はオイル漏れで出火してメカニカルトラブルを引き起こしリタイ
アした。

 最終日11月17日(日)は第3レグSS4カ所138.50キロを争う。再び5
4.69キロの超ロングステージ、レオラのSS(14、15)、有名なマルガムの
SS(16、17)を2回走り、カーディフに最終ゴールする。

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