昨年だったか、ニュースによれば全国で不登校の中学生が10万人以上居るそうです。
<大地の学校>を始めた86年の頃は、不良っぽい非行少年少女系の元気者がちょこちょこ来たものですが、
最近は不登校系のおとなしい子の方が多いかな。
既に判って頂いているとは思いますが、<大地の学校>は、寮に住んで中学や高校に通う生活ではありません。
森田家というある家庭の中に、その一員として入り過ごすのです。
そして、他の子が家庭から地元の学校に通うように、うちの子たちも森田家から地元の学校に通うのです。
<大地の学校>は生活の持つ教育力を指針にしているのですが、その生活とは、まさにこの大人数家族である森
田家の生活なのです。
で、都会での生活、核家族での生活が身に染み付いている娘さんが、この生活に入り馴染むには、一定の期間が
必要です。まして、その教育力を期待されるのならば、なおのこと必要です。
それゆえ、短期間では難しいでしょう。
ただし、中学不登校の場合は、普段は我が家や農家での仕事をすることになるので、そういう生活ができるか否か
を判断するためのテスト体験期間を設けます。 それには、1ヶ月〜2ヶ月を設けています。
ここは、学ぶ場として受け入れています。来る子には、何をして学ぶのかを問います。学校生活をしながらか、仕事
生活をしながらか。
中学生の場合は、「学校に行くより、牧場での仕事ばかりをする方がいい」と言っている子でも、いざ、やってみると
「やっぱり、学校に行きたくなってきた」と言うことがよくあります。
やってみて気付くのでしょう。
とにかく、不登校の子の場合は、テスト体験期間の結果、仕事生活ができそうだと当方で判断した場合は、入学でき
ますし、無理だと判断した場合は、お断りすることになります。
なお、学校に通う子の場合は、仕事と言っても毎日の朝夕と休日の生活仕事ぐらいしか無いので、特にテスト体験は
行いません。
また、<大地の学校>では18才までの少年少女を留学生として受け入れ、上記の通りですが、18才以上の人は酪
農実習生となり、対応はまた異なります。