ここは典型的な十勝平野の一角。宿舎の周りは、辺り一面の牧草地。農 村 留 学 の 内 容
毎日、牧草地の間を歩いて通う、小さくも温かい雰囲気の小学校での生活。
自家用菜園や動物たちの世話。
付近の野山での遊び。
ここでは季節の移り変わりと共に、これらの暮らしも変化します。そして、何よりも大事なのは、共に釜の飯を食う新しい家族全員のつながり。
ここでの乗馬やスキーのようなスポーツは心身を鍛えますが、
暮らしの営み自体にこそ子供たちに教えるものがあります。
それは、家庭でこそ育まれる生きる力であり、
これからの彼らの人生で輝き出すエネルギー源になることでしょう。
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@自立心・協調心、生きる力を育む大家族生活
家では、私たち夫婦が御両親の代わりの里親となり、子供たちの世話に当たります。
核家族化の進んだ現代ですが、ここでは1才から9才までのわが家の子ども4人を含め、留学生たちは兄弟姉妹として全員で共に住みます。
そして、年間を通して酪農実習にやって来る様々な若者たちを含めて、森田家ならぬ、大地の学校家という一つの大家族を作ります。家での掃除、食事の準備や片付けなどといった毎日の家事も皆で分担して行います。
いろんな人との関わりの中から、生活が一人一人の分担と協力で成り立っていることが、理屈ではなく解るようになるでしょう。<大地>では、このことを重んじています。
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A動物の世話・畑の手伝い、生活としての自然体験現在飼っている動物は牛3頭、馬1頭、山羊2頭、羊2頭、鷄15羽、犬7匹、猫3匹、兎2羽が居る。この他、子供たちの関心の様子を見て毎年増減が有ります。
子供たちは、動物の水や餌やり、採卵、糞掃除など、世話仕事を毎朝1時間ほど行ってから小学校に通います。
他にも、自家菜園では野菜も作り、畑の管理も子どもたちの仕事です。
上記の家事も同じですが、<大地>では家の手伝いから学ぶことに重きを置いています。もちろん、子供に可能な範囲ですが、生活としての自然体験が基本になります。
Bキャンプ・乗馬・スキー・スケート、野外活動としての自然体験
上士幌町は農業と林業の町で、宿舎の周りも林と牧草畑が広がっている。
野に山に川に、子供たちの遊ぶ場所には事欠きません。
春は山菜採り、夏はキャンプ、秋は釣り、冬は雪遊びと四季折々の遊びを体験します。また、<大地>では北海道ならではのスポーツを重んじています。
春から秋までは広大な草地を使った乗馬練習を行い、冬は小学校のグランドに作られたリンクを使ってスピードスケートを毎日練習します。
近くには、スキー場もあり、初めての子でも毎年シーズン終わりの頃には、一人でバンバン滑れるようになっています。
子供たちは、1年間の中で乗馬とスキーとスケートをマスターするでしょう。
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C子供の体温が先生に伝わる、小規模校への通学
小学生たちは宿舎から1、5km の所にある地元の北門(ほくもん)小学校に歩いて通います。
町内に高校、中学校が1校づつ、小学校は7校あり、北門小学校もその一つ。
小学校の構成は01年現在19名の児童と7名の教職員が居る複式学級校で、先生が生徒を呼ぶときは、姓でなく下の名前で呼んでいます。
このことは、学校での関係性を表す大事なことでしょう。中学校は全校で240人、高校は150人ほどの生徒数で、近くのバス停からスクールバスで通学します。いづれの学校も都会と違い、広い敷地でのんびりした雰囲気が、教育のゆとりを感じさせる場を象徴しています。
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