日々雑感

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夏休みの実家帰省について

<大地の学校>以外にも全国で山村留学というものが行われているが、そのほとんどが夏休みには子どもたちを都会の実家に帰省させているようである。
都会から自然豊かな農村部に転校しながら、思う存分の遊びどころの夏休みにわざわざ都会に帰らせるのは何故か。

主としては4つの理由からと思える。
1つは、小学校が休みになることで児童が一日中家に居るようになり、里親の世話負担が大きくなる。
2つ目は、毎日世話に明け暮れる里親も夏休みを取るため。
3つ目は保護者が児童の様子が気掛かりだから。
4つ目は、子どもが帰りたがるから。

だいたいこのようなものか。
前の2つは里親側の理由で、これについては、地域ボランティアとして受けている里親の普段の気苦労を考えるとやむを得ないかとも思う。
後の2つは親子側の理由だ。

他でも述べているが<大地の学校>は、そういう山村留学と立場を異にしている。
過疎地域振興策としてではなく、都会育ちの子どもの為に何が必要かという立場である。
したがって、私は小学校が休みの期間こそ、時間に制限される事なく自由に活動できる時と考える。
だから<大地の学校>には前の2つの理由は無い。
後の2つの項目に関しても、ここでは最初に説明してあるので、ここはそんなものだと理解して頂いている。

子どもたちは、既に心待ちのよう。
野に山に出れるように、今年は暑い夏を期待したいものだ。

(97年6月)

 
 

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