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千代田新水路事業は、十勝川の河口から43.2kmの位置に設置されている千代田堰堤による流下能力阻害と、湾曲部の解消を図ることを目的に、その右岸側に低水路幅16Omの新水路を掘削し、新水路上流部に新しい分流堰を設置するものです。 千代田堰堤は、農業用水取水のために昭和10年に完成し、また、その後は、鮭・鱒の養魚用水の取水も行われている、最大取水量2.91G/sの十勝川最大の堰です。当該箇所は、釣り、サイクリング等住民の憩いの場となっているほか、地引き網による鮭の捕獲場として北海道の秋の風物詩となっているうえに、堰堤から流れ落ちる流水の壮大さも相まって年間40万〜50万人の観光客が訪れる観光名所となっています。 一方、千代田堰堤の堤頂は、計画河床高より約5.6mも高く構築されているため、洪水時の流れを著しく阻害しており、改築が必要な施設とされています。 本事業は、千代田堰堤の取水及ぴ景観上の機能を維持しつつ、平常時は現況河道に流下させ、洪水時には新たに設置する可動堰を開扉し新水路に通水することで、流下能力不足の解消を図るものです。 |
