経緯・理念
経緯
十勝エコロジーパーク構想は昭和60年の「十勝サーモンパーク懇話会」設立に端を発しています。

その後、十勝川とその自然環境の象徴としてのサーモンに寄せる地域の人々の熱い想いは、いくつかのシンポジウムの開催や施設の見学などの形で今日まで継続され昭和63年4月には「十勝川サーモンパーク構想マスタープラン」が、平成3年5月には「十勝川サーモンパーク概念設計」が策定されました。

さらにこれらと並行して「サケを守る会」の設立、千代田堰堤上流における「親サケ放流事業」、「サケ&サーモンパーク詩画コンクール」の実施など、市民による様々な活動も続けられてきました。

こうした市民レベルの取り組みの一方で、北海道開発局による千代田新水路事業が着手され、平成7年7月には構想の一部が北海道立広域公園に決定されました。

また、平成8年度には1市5町(帯広市・音更町・幕別町・池田町・豊頃町・浦幌町)・十勝エコロジーパーク推進協議会による事業化調査報告(基本構想面積418ha)がなされています。

さらに、平成9年度5月には「財団法人十勝エコロジーパーク財団」が設立され、その主催事業として北海道・帯広開発建設部の協力のもと、現地での踏査や議論を通じて、進行中の公園計画へのより具体的な提言を目的に「現地でエコロジーパークを語る会」が開催されてきました。

平成10年3月17日には、広域公園として都市計画決定(面積409.8ha)されました。

経緯
 十勝エコロジーパークは、エコロジーという響きのよい言葉だけに依存するのではなく、自然と人間との共生の理念を真摯に受けとめその実現を目指しています。
 この姿勢は公園全体の土地利用、施設計画、公園内外での活動に反映され、利用者の視野を広め、新しい生活のあり方について示唆することを目指しています。
 十勝エコロジーパークはまず森を作り、豊かで多様な自然環境を育成していくことから始まり、その過程を学ぴ楽しめる公園を目指しています。
 施設はそれらの活動を支援する拠点となるもので、施設全体の公園づくリより、環境育成型の公園を目指し、50年、100年後にその真の評価を受けるものを目指しています。
 十勝エコロジーパークは、環境問題に取り組もうとする様々な市民の活動を誘発し、それを受け入れていく基盤となるもので、市民と行政とが一体となって進める公園づくリの新たな試みの場を目指しています。
 十勝エコロジーパークは、公園敷地内での完成を目指すだけではありません。
 この公園をきっかけとして周辺にも森が広がり、河川に沿って緑地が延ぴ、道路を緑化し、やがて山の緑と平地の緑がしっかリと繋がり、周辺の農業や産業のあり方にも新しい展開を示唆するものを目指しています。
 そしてそれが十勝川流域全体の地域づくリヘと広がっていくきっかけとなるものでありたいと考えられているのです。
経緯・理念 十勝エコロジーパークが持つ意味 千代田新水路事業 十勝圏道立公園
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