校長室より

新入生の皆さんへ

明日への夢や目標をもって

 新入生の皆さん、川西中学校への入学おめでとうございます。私たち職員と在校生一同は、皆さんの入学を心から歓迎いたします。
 私は、本別町出身です。もともとは、宇宙の神秘と数学の面白さに感動し、陸上競技が特技で、あれこれといろんなことに熱中する子ども時代を過ごしてきました。そのうち、数学科や国語科の教員となり、陸上競技部やサッカー部、剣道部などを担当し、現在に至っています。そして、人生こそは、周囲の支えに感謝しつつ、絶えざる自己実現の過程であると考えます。世界で活躍する方々は、「夢や目標を必ず叶えるんだという願いが、人一倍強かった」「毎日、血のにじむ努力をした」と口々に語っています。皆さんも、明日への夢や目標をもって、一人一人が確かに高まるように、「必ず叶える」とできるかぎり強く念じてください。そして、自分自身の「念ずる強さ」とともに、お互いの励まし合いや助け合いの「相互扶助の強さ」を校風として伝統化し、具体的な努力を皆さん自身や全校で始めてください。
 さて、ご存じの通り、東日本大震災で多くの方が被災されました。同じ年頃の子どもも沢山いたことでしょう。私たちも長い歳月をかけて支援を継続して行い、一日でも早い復旧を祈りたいと思います。また、皆さんにしても中学校生活はいつも順風満帆とは限りません。誰しもが苦難や試練を迎えるなど、個人差はあれども山あり谷ありの3年間となることでしょう。しかし、いつまでも自分の力を信じ努力していくことです。そのことにから、より一層の充実感と、忘れ得ない感動の日々を迎えるはずです。今後の皆さんの活躍と健闘を心より期待いたします。

保護者の皆様へ

新年度にあたって

 地域一体の教育をはじめ、川西中学校のよき校風が脈々と息づいています。子どもたちは、そのような教育環境の中にあって、明日への夢や目標をもち、努力し続けることが重要と考えます。また、子どもの生活習慣の確立や未来志向の考え方の醸成など、様々な観点から成長の芽を見つけ、励まし、育てるためには、教育協働化をさらに進める必要があります。成長の芽や息吹は全ての子にあり、選択したどの道であっても、前向きな考え方で必ず良い方向に進んでいきます。本年度も、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

家庭学習手引きの発刊にあたって

保護者の皆様へ 「家庭学習の手引き」配布に寄せて

 人間は、「忘れる」動物です。自分が失敗したことなどいつまでも覚えていると、つらいものです。しかし、学習については、忘れると困ることが多いのです。一般に、学習したことはそれを使わなければ、ある時間がたつと忘れます(大脳の回路がなくなったのではなく、つながりにくくなる、いわゆるタンスにしまったまま出せない状態になります)。
 そしてもう一度自分の頭の中に再構成すると、今度は忘れるまでの時間が長くなり、頭に入れ直すために必要な時間も、短くて済みます。その繰り返しにより、忘れなくなると言われています。つまり、習ったことをその日のうちに復習することが有効でり、また、2回・3回と回数を重ねた反復練習をすると、より効果は高くなることも証明されています。
 家庭学習の習慣を身につけることが、学力を定着させるために不可欠であることは、全国学力・学習状況調査結果でもあらわれており、中学生の家庭学習時間の全国平均は、家庭での学習と学習塾や習い事なども入れて、平日は、平均約90分となっています。しかし、2時間あるいは3時間以上学習する子もいれば、逆に、ほとんど学習しないというように、中学生になると学習時間の差が大きくなっています。
 川西中学校では、単なる宿題を課すというような方法ではなく、一人一人の生徒が目標をもって、自主的計画的に家庭学習に取り組めるような支援のあり方を模索し、各教科の担当の先生により学習のきっかけとなるよう、家庭学習習慣づくりのための支援を長期間かけて取り組んできました。この「学力をつけるためのポイント」「各教科のポイント集」である「家庭学習の手引き」は、本年度も一部修正・補稿し作成しています。「学力を向上させるために、何をどのように学習すればよいか。」がこれでわかると考えます。
 本校は、更なる学力向上のため、授業の効果を高めるよう学校を上げて取り組んでいます。今後も川西地区の子どもたちの学力向上に向け、各家庭・地域と連携を深めていきたいと考えています。ご理解とご協力をよろしくお願いします。.