2000/12月号

最近の動き(No.11)
 

 いよいよ今年も残すところ10日余りとなりました。政治も経済も激動の一年が終えようとしています。
 道議会においては、3月に発生し今なお北海道全体に大きな影響を及ぼしている有珠山の噴火被害対策、泊原発3号機増設問題、幌延の深地層研究所など原子力政策に揺れた一年でもありました。また景気の回復、経済の活性化、雇用の安定など緊急の課題に対する道の具体的な対応を求めてきました。

 

 11月21日未明。衆議院本会議で、野党4党が提出した「森内閣不信任決議案」は、賛成190票、反対237票、(欠席52人)の票差で否決。自民党の加藤紘一氏の「倒閣宣言」に始まり、「敗北宣官」に終わった自民党の権カ抗争の第一幕の終了でした。一波乱あって今の日本の政治に新たな息吹をとのわずかな期待も裏切られた国民の政治不信はさらに強まりました。自治通信社がまとめた12月の世輪調査の結果は、森内閣支持率は、改造前の11月より12ポイント減少し16.8%と4月の発足以来最低を更新しました。国民がもはや完全に森内閣を見捨てているのは明らかです。

 やはり民主党は、「人(他党)のふんどしで(少し品のない表現ですが)政治改革を求めるのではなく、自らがカを付け国民に信頼される政党に躍進し、自民党政権に終止符を撃つしか道はない」今回の騒動でそんなことを実感しました。

 

 11月22日に招集された第4回定例道議会は、一般会計で1284億円の追加、特別会計で9億円の減額補正予算案を承認し、「野菜の緊急輪入制限処置の発動に関する意見書」「社会保証制度堅持に関する意見書」「社会と家庭の両立施策の拡充を求める意見書」等を採択し、12月7日閉会しました。

 論議を呼んだ北海道国際航空(工ア・ドゥ)に対する貸付金(10億円)に対し、同社が航空料金値下げに寄与したことは評価しつつ、道費の投入には極めて慎重に望むべきとの姿勢から論議を進めました。「道民の翼」をキャッチフレーズに旗揚げした同社が、真に「道民の翼」となるための自助努カがなお求められています。

 

 例年にない降雪のなかで年末を迎え、何かと大忙しの時節と思いますが、お体に気を付けてお過ごし下さい。今年一年間本当にお世話になりました。来年も変わらぬご支援をお願いします。
 「21世紀はみんなが主役の時代」21世紀最初の年、来年もカ一杯頑張ります。皆さん良いお年をお迎え下さい。