ヘルパーとはその名の通り補助する人、助ける人という意味になります。酪農ヘルパーは
年中無休の酪農家に代わって牛の世話をする人のことを言います。

酪農は毎日朝・夕の搾乳があるため、家族みんなで休むことができませんでした。しかし酪農の規模が年々大きくなり作業量が増大したことや、時代背景の影響などもあり、休日を望む酪農家が多くなった事から、現在ではこの酪農ヘルパー事業が全国的に展開されています。            



 では当社の業務内容について触れてみます。当社は完全請負制です。傷病等で家の人が何ヶ月間もいなくてもその農家の経営が維持できる体制をとっています(過去に6ヶ月間続けて派遣した例もあります)。これは鹿追町農協が行っているコントラ(作業受委託)事業と組み合わせることで可能となります。
 このことから、ヘルパーの仕事も単に牛の世話だけにはにとどまりません。機械(当社で3種の神器と呼んでいる、ミキサーフィーダー、ショベルローダー、自走給餌車)を使いこなす必要があります。他に授精、診療の立会い、ときには手術の立会いもします。 



 ヘルパーになった動機を職員に聞いてみました。脱都会派のIターン組、将来に備えて
の研修組等さまざまですが皆動物好き、自然好きの人たちです。 特に酪農後継者、新
規就農希望者にとってはさまざまな経営スタイルを経験する事により将来の目標を定める
ことができます。           



 この酪農ヘルパー事業についての詳細は全国協会のHPをご覧ください。
 
酪農ヘルパーとは
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