
現在、カロリー自給率46パーセント(平成6年概算)、これは世界の国々の中でも 驚くことに145番目(平成3年)と 極端に低い現在の日本は 物質的には 恵まれているが、心の豊かさや 感謝の気持ちが 失われ、食べ物については 飽食やグルメの時代といわれ、珍しい食べ物にいたるまで 世界から買い集め、日本は53パーセント以上の食料を輸入している。
また FAO統計 (1999-2001)では 約8億の人が 飢餓状態で そのうち 3億人が 子供達です
世界の8人に1人は 飢餓に苦しみ
飢えと、飢えに関連する病気で、世界では3.4秒に1人 、1日に2万5,000人もの人々が亡くなっています。
このうち、1万8,000人は、5歳未満の子どもたちが、1日に亡くなっています。
飢餓が原因で 5秒に一人 子供さんが 死んでいます
これを 読んでいる間にも なくなられています
8億の人々が 飢餓で苦しみ、明日のためにではなく
今日のために 生きている。
世界的な 人工増加と異常気象や内戦など さまざまな要因が 世界的飢餓へと 今以上に進みかねない。国民 一人ひとりが 農業の大切さを、 世界的視野にたって 考えていかなければならない。
ガット(関税貿易一般協定)問題の自由化や 農業の報道に対しても マスコミの 世論誘導が ありありと 感じられる。農業問題に 限らず 、ニュースなどを そのまま見るのではなく、心眼と第3の目をもって、その背景と真理を 見なければならない。
そして、世界の中の日本農業、地域の中の日本農業を、農業者ばかりではなく国民総意の 農業の展開が今こそ必要である。
53パーセント以上の農畜産物を輸入し、これ以上、世界的飢餓の 手助けをすることは、 先進国といえない。
国民ひとりひとりが 農業のもつ 多面的役割と生命の根源である 農業の大切さを、世界的視野をもって、 今 考えていかなければならない。 自給率の向上と農業の無限の可能性を生かし、次代へと築いていく 心豊かな農業を 創造していかなければならない。
やがて 国境を越え 世界総意の
農業、食糧について ひとり ひとりが考えていかなければならない。
原文は1996.12.13