オーナーの思い

北海道の魅力をお裾分け
つっちゃんと優子の牧場のへや
湯浅 優子さん(Yuuko Yuasa)

年齢 昭和25年生まれ
出身地:東京都(長崎生まれ)
施設メニュー: 

のんちゃんレポ
 訪れた皆さんが書いた沢山のノートを“私の老後の楽しみなの”と笑って見せてくださった優子さん、こぼれる笑みは爽やかさと温かさを感じる素敵な方でした。自然と牛と大勢の暖かな人のいる生活を皆さんも体験してみませんか。

北海道の魅力のお裾分け
 もともとファームインを始めようと思ったのは、16年程前のことです。ドイツのファームインのことを知って、私の暮らす十勝の農村と農業を通して、北海道の魅力をお裾分けできたらいいなぁ〜って、思ったんです。そんな想いが通じたのか、9年前にオープンできたんですよ。でも、うちは1日ひと組だけの小さなファームインなんです。


きれいでしょう。この風景
 新得は十勝の西北部の端にありますが、その分、富良野などにも近いんですよ。車なら1時間チョットです。新千歳空港からも3時間くらいの距離です。
 うちにお越しの方は、のんびりマイペースの方が多いんですけど、興味のある方は乳搾りなどの酪農体験や自家製の牛乳・卵を使ったアイスクリームづくりなども出来ます。他にも車でちょっと走れば、乗馬や山歩き、ラフティングやカヌーなどの川遊びなどのアウトドア、陶芸などのクラフト、温泉やお薦めの農家レストランもありますから、きっとお気に入りの場所が見つかると思いますよ。

 私は、十勝はすばらしい所だと、心の底から思います。それにがんばっている素敵な仲間がたくさんいることが一番の宝ですね。この町には、若い女性の農業研修センターがあり、すでに多くの(30人位)の女性が、卒業後も新得に残ってくれています。農業の担い手も確実に育っている所なんですよ。


牧歌的に、のんびりと
 酪農の良さですか。そうですねえ。自然と共に、家族が力を合わせて生活できるということでしょうか。農業は自然と切り離しては成立しない産業ですね。牛という動物はあったかくて(体温は人間より高い39度くらいかな?)1頭づつ性格も違うんですよ。生き物ですから“誕生”があり“死”もあります。ですから命の大切さや食べもののありがたさについて、いろいろ感じることが多いんですよね。
 そういえば、今うちには珍しい牛がいるんですよ。白黒の斑でお馴染みのホルスタインという牛なんだけど、黒いはずのところが赤茶色をしているの。これも、れっきとしたホルスタイン、かわいいですよ。1頭1頭に個性があって、私たちにとっては、牛は家族のようなものなんです。

 あそこにヤギがいるでしょう。“ユキちゃん”ていう名前なの。毎日つなぐ場所を少しづつずらしてあげると、いつも新鮮な草が食べられるし、こちらとしても草刈の手間が省けて助かるの。環境に優しい天然の草刈り機だなんて、誰か言ってたわね。

 最近スローフードという言葉がだいぶ定着してきましたでしょう。地産地消や食文化を大切に育て、次世代に伝えていこう、と提案されイタリアから起こった運動ですけれども、「食と暮らしを大切に生きる」考え方にはとても共感できますね。あらためて、この仕事を通して、人のつながりや自然とのつながりを強く感じていますし、何より「共に食べることは共に生きること」・・・その悦びを分かち合うことができ、幸せだと思います。身の丈にあった人間らしい暮らしを大切にしたいですよね。


お客さんとの交流が楽しいんです
 お子さんを連れた家族連れのお客さんもたくさん来てくださいますが、自然に囲まれた空間の中で過ごすことによって、家族同士でも新しい一面を見つけることができるようです。(旅日記を綴ったノートをめくってみると・・・)“今回の旅行で見つけたものは、息子のたくましく成長した姿でした。雪の中で転げまわり、マロンと友達(子分)になり、牛に触れ、馬に乗り、たかし君と男風呂に入り・・・といろいろ体験をしてその度に私を驚かせてくれました。”

 うちはおかげさまでリピーターの方が割と多いんですよ。一度来ていただいて、ぜひ又来たいです、って言ってくださると、やはりこちらとしても嬉しいですよね。私たちは、お客様には、まずのんびりと過ごしてもらいたいと思っています。ここには雑踏はありませんし、こんな雄大な景色が広がっているのです。それから、食事や憩いのひとときに、お客様と自然体でふれあえあるのが好きです。誰でもそうかもしれませんが、まったく別の世界に身を置くことによって、肩の力を抜いて話ができるでしょう。私たちがちょうどいい話し相手になることで、お客様もリフレッシュできたり、新しい夢をもてたりするのでしょうね。
 うちには、いろんな年代の方がいらっしゃるんですが、中高年のお客様には、うちで働く若い人たちとの触れ合いが楽しかったという感想が聞かれますし、若いお客様にとっては、私たちが北海道の親戚(?)・・・だったりするようです。
 朝早い時間に発たなければならないお客さんが、もっとゆっくりできる日程にすれば良かったって書き残していくことも多いですね。お時間の許す方は、どうぞゆとりを持ってお越しください。



 
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