オーナーの思い

 コニファーガーデンでゆっくり森林浴をどうぞ
真鍋庭園
真鍋 憲太郎さん (Kentaro Manabe)

1971年生
出身地:帯広市
施設メニュー: 
のんちゃんレポ
 庭園内に一歩足を踏み入れると、カラフルで大小さまざまな木々や花がお出迎え。緑に囲まれ鳥の声を聞きながら森林浴しましょう。一口に緑といっても、形も大きさも色のニュアンスも実にいろいろ。それもそのはず、ここには世界中から集めた木々が何百種類もあるんですって。庭園や植物園といえば、動物園とは対照的に静けさも魅力。個性豊かな木々に囲まれて思索にふけるもヨシ、でも手入れの行き届いた木々たちは生き生きとしてなんだかおしゃべりをしているようにも思えてきます。
4代目となる若手社長にこの庭園の魅力を語っていただきました。

「庭園の始まり」
 
今から100年以上前、明治29年に香川県から移り住んだ1代目がこの地を開拓したのに始まります。2代目が風景式庭園の基礎を作りました。ここは本州以南とは気候が大きく違いますから、植物の種類も北方圏産のものでなければうまく育ちません。そこで3代目が北海道の寒さにあった輸入樹木を使って洋風庭園のエリアを拡張しました。どんな種類の樹木が北国の街や庭先をデザインするのにふさわしいのか長年にわたって研究してきました。昭和41年に造られた庭園は今も新しい植物を導入しながら変化と拡張を続けており、終わりというものがありません。現在は私がこの見本園を運営し、樹木の生産販売をしています。是非、日々表情を変える植物たちを見に来てください。


「コニファーの庭で世界旅行!?」
 この庭園は、帯広の市街地に面しているとはいえ、すぐ裏を何度も清流日本一に選ばれた札内川が流れており、その河畔林にもつながっていて樹木の種類が豊富ですので、野生のリスや鳥たちの憩いの場となっています。バードウォッチングをする方にも「ここら辺では一番たくさん鳥が見られる」と喜んで頂いております。
 ヨーロッパ原産、北アジア産、北米産、などなど・・・クリスマスツリーのような円錐形の高木は、ブルーグレイからゴールドまで、広葉樹も紅や黄のバリエーションがあります。(絵の具はフルセット必要ね!)花や実、葉色の変化、枝ぶりなど楽しみ方は人それぞれです。グランドカバープランツも種類が豊富で、庭のテクスチャをお好みで演出できます。(ガーデニング愛好者の皆さん、必見ですよ!)
 庭園内にある池は、鯉が優雅に泳いでおり、お子様にも喜んで頂いております。池の水は地下350mより自噴する14℃の地下水が源で真冬でも氷が張ることはありません。4月には睡蓮の花を浮かべ庭園内を潤し、また地下へと浸透してゆきます。
庭園内は3つのブロックに分けられていて、日本庭園、ヨーロッパガーデン、風景式庭園を中心にレイアウトされ、順路のとおり歩けば一通り見ていただけます。真正閣といって昭和天皇行幸の折、お休みどころとして利用された建物もあります。その他、滝や広場、見晴台など多くのビューポイントがあります。
 ここでは、多くの種類の樹木があり、冬を除いて日々表情の変化が楽しめます。紅葉も1ヶ月近く楽しめますよ。赤や黄色だけでなく紫などの珍しい色もあります。寒暖の差が大きいので色も鮮やかですしね。また、北海道の花であるハマナスを交配した様々な品種があり初夏から晩秋までリレーしながら咲きつづけます。
  


「北海道唯一の見本園」
 見本園と一口で言ってもなかなか一般の方にはイメージが伝わらないかもしれませんね。
 これは、「日本列島植木植物園」というのですが、社団法人日本植木協が日本全国にある植木生産者の畑や見本園を開放して、日本列島全体をガーデンアイランドに見立てる構想なんです。緑や自然に関する社会貢献・独創性・種の保存・伝統技術の伝承などを目的としており、また、学習園・憩いの場・プロショップとして一般の人々に利用してもらおうとするものです。真鍋庭園は、この制度のスタートと同時に登録された唯一の見本園です。今ではおかげさまですっかり定着し、学校関係、老人会を初め地域の方々に学習や憩いの場として広く利用して頂いております。
 8ha(24,000坪)と日本一の広さを誇る庭園には北国の森の象徴であるコニファー(針葉樹)や色とりどりの落葉樹、開拓以前から残る古木など1,200種類を超える樹木があり、長年に亘る試行錯誤の繰り返しを経て根付いた植物たちです。庭木にするには大きくなりすぎても困りますから小ぶりに仕上がる品種も作り出してきました。私たちはそのような経験を活かして氷点下25℃でも育つ植物を地域の皆様に自信をもってアドバイスすることが出来ます。


「スプルースの見えるカフェテラスで至福のティータイム」
 緑の中に佇む白を基調とした建物。ガーデンハウスとカフェテラス。心地よい森林浴の後はお腹も空くし、おしゃれにティータイムとしましょう。ブルー・スプルースの見えるカフェテラスで、スプルースは針葉樹の一種でトウヒという木の仲間らしい。蒼いトウヒか・・・いかにも北方系のイメージですね。きっとクリスマスもおしゃれなんだろうなあ。
 「木の寿命はたいへん長いですよね。そこに見える1mぐらいの木が20年ぐらいかかってやっとその大きさになっています。ここに植わっている木の1本1本が次の時代に受け継がれていきます」と話す真鍋社長の目には、幾世代も後の姿が見えているのかもしれません。
 木漏れ日と鳥のさえずり、針葉樹の実を食べに訪れるエゾリスたち・・・。皆さんも、コニファーの不思議な魅力に触れながら、森林浴と洒落こみましょう。



「理想のお庭造りをサポート」
 今年も待ち遠しかった春がやって来ました。ガーデニングの季節到来です。真鍋庭園では、会員の皆様に年4回、季刊誌を発行してガーデニングのポイントをアドバイスしています。その他ガーデニング教室のご案内、野鳥や花の観察会など季節ごとの情報を掲載しています。入退会は自由ですし、入会金、年会費も無料です。入会を希望される方は電話・ファックス(Tel:0155-48-2120・Fax:0155-48-2169)にてお問い合わせください。

 また、真鍋庭園では、10名様以上のお客様に平日のフリーガイドツアーも承っております。ご希望の1週間前までにご予約下さい。

 ガーデニングはだいぶ一般に普及してきましたが、「やってみたいけどやり方が分からない」、「独学でやっているけどもっと詳しく知りたい」などとお考えの方に、より深く植物やガーデニングを理解していただけるよう努めています。まずは庭園でお気に入りの木や花を見つけ出し、レイアウトなどご参考にしてみてください。素敵なお庭造りをサポート致します。




 
オーナーの思い | 施設情報