オーナーの思い

先人のたくましい開拓者魂を知って、未来へ向けてさらなる発展を
伝統農業保存伝承館
管理人/浜野 広泰さん(Hiroyasu Hamano)

63才
出身地:帯広市
施設メニュー: 

のんちゃんレポ
 農業伝承館に行った日、帯広から町内会の集まりで見学に来ているおじさまご一行に遭遇。「懐かしいね。こんなのあった…」そんな言葉が次々に聞こえてくる。その中に紛れて見ていると、「姉ちゃんこれ知ってるか?」「えっとぉ、知りません」しかし、かすかな記憶の中に祖父の家に置かれていた大きな刃ののこぎり。これには見覚えある・・・。「今は電動のものをよく見るけど、当時は全て手作業・・。」ふと昔を想像し、タイムスリップした気持ちになります。トラックが農家の仕事を助ける前の馬の器具も随分と種類があったんですね。

「士幌町発祥の地はここ中士幌地区でした」
 
農業保存伝承館は士幌町発祥の地、中士幌地区に平成9年オープンしました。
中士幌地区は明治31年、岐阜県美濃市郊外の農民が美濃開拓合資会社を組織し、士幌町における最初の開墾を行った地区です。今は開拓団の二世、三世が農業の経営を行っています。



「先人の開拓の歴史を学び、将来を担う子供達へ継承したい」
 道なき雪原の広野にまだ見ぬ開拓の地へ期待と不安を抱きながらも、つらく厳しい歳月を経て、緑豊かな士幌町を築かれた先人達の姿があります。
その血のにじむような苦労に思いを馳せ、開拓の歴史に学ぶことの大切さとたくましい開拓魂を身につけ、未来へ向けてさらなる発展を目指したい。
 伝統農業保存伝承館は、将来を担う子供達をはじめ、多くの人たちに、昔を知ってもらう目的で建設されました。体験や実習を通して、開拓当時からの先人の農業や生活の様子を知り、たくましい開拓精神を学ぶことを目的としています。


「士幌町発祥の地記念公園“美濃の家”」
 この開拓の地に記念公園があります。そして士幌町開拓90周年を記念して発祥の地に復元された「美濃の家」があります。大正5年頃、洞田増二郎によって建築された美濃地方特有の農家様式で、当時としては豪壮な造りでした。
 材料は西音更産のものを使い、大工は中士幌在住の松井喜一が一人で手がけたと言われます。
 同家の開拓三代目、洞田和夫氏から寄贈を受け、士幌町が開拓遺産として保存・公開しているものです。
 まだトラックなどない当時、農村にはどこにでも人と馬との生活がありました。この美濃の家には、馬と人とが同じ屋根の下で生活していた様子も見ることが出来ます。


 
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