ニュンナイ(新内)原野の最初の入地者は1901年ころ、狩勝トンネルなどの鉄道工事に使う石材を求めてやってきた岩手県人の関新太郎じゃった。関は1903年、13戸の小作人を招き、新内地区の開墾に着手した。1907年国鉄新内信号場が設けられ、1909年新内駅に昇格し、明治末期には駅を中心に市街が形成された。新内駅からは、山から切り出された木材の輸送が盛んに行われたものじゃ。
気候が冷涼なため、農作物の生育には適さず、このため早目に見切りをつけて離農する人も多くいたのぅ。1929(昭和4)年官設新内駅逓所が設けられ、郵便の集配、旅人の宿泊所として利用されたものじゃが、1938年限りで廃止されてしまった。 |