【バックナンバー】
vol.14『東大雪の秀峰ニペソツ登頂記』
vol.13『芽室川の清流で釣り体験』
vol.12『ルバーブで美しく健康に』
vol.11『ウキウキまったり!ラフティング&ファンカヤックツアー』
vol.10『十勝川の激流を下る!ラフティング体験』
vol.9『乳搾りは上手く出来るかな』
vol.8『乗馬体験〜初めてのトレッキング』
vol.7『羊牧場で羊毛クラフト体験』
vol.6『ツリークライミング体験』
vol.5『幌加温泉美人化ツアー』
vol.4『糠平湖でワカサギ釣り』
vol.3『然別湖コタン』
vol.2『パラセーリング&そば打ち』
vol.1『牧場体験〜酪農現場を見る』
今回訪れたのは
「とかちアドベンチャークラブ(TAC)」
(通称:タック)。新得町屈足(くったり)で多彩なアウトドアを楽しませてくれるTACには、「ラフティング&ファンカヤックツアー(温泉券付き)」というメニューがあるのです。1回のツアーでラフティングとファンカヤックがセットで楽しめるのは道内でもTACだけなんですって。待望のラフティング挑戦と期待のファンカヤック初挑戦に胸躍らせ、いざTACへ。
平日午後のツアーを予約して、TACのクラブハウスで受付けをしていると、同じツアーで一緒のボートに乗るカップルが来ました。二人とも初めてのラフティングだそうで、女性は緊張気味で、男性は早くラフティングしたくて仕方がないって感じ。わかりますよ、その気持ち。私も初めての時は緊張したけれど、今は早くラフティングしたいですもん。
今日のガイドは笑顔が素敵な「ぶいこ」さん。専門学校のアウトドア学科から実習で来ている「みゆき」さんもアシスタントとして同乗します。後方からはチーフの「リュウ」さんも一人乗りのカヤックで同行してくれます。
★ドライスーツに身を包み、パドルを握れば
芝生の上でドライスーツを着るのが楽しい
クールダウン!水が入ってこないよ
まずは、身支度です。この日は水温が少し低めだったのでドライスーツ
を着ることになりました。ドライスーツは完全防水のウエアで、首・手首・足首がゴムパッキンになっていてキチンと着れば、水に入っても中に着ている服や体は濡れないのだそう。ただし、スーツの中はかなり蒸れるので結局は汗で濡れちゃう人もいますが・・・。動きやすいジャージに着替え(ジーンズ等は不向きです!)、その上からドライスーツを着ます。ピッチリ閉まる感じで、これなら冷たい水でも体温が逃げないってわけね。ドライスーツの後は、リバーブーツ、ライフジャケット、ヘルメットを着
笑顔の素敵なぶいこさん
サポートの面々には頼もしい皆さん
けて準備完了。さあ、TACのワゴン車に乗り込んで、いざ、出陣!
スタート地点に到着したら準備運動と装備のチェックをした後、みんな暑そうな
のでクールダウンのため一度川につかります。一瞬、冷たい・・・けど気持ちいい〜。あらホント、水が一滴も入ってこない!すごいぞ、ドライスーツ。
岸に戻ってラフティングをみんなで操るためのレクチャーを受けます。パドルの持ち方、ボートの座り位置、基本動作として前漕ぎ、後漕ぎ、その応用で右旋回、左旋回、危険回避のための伏せ、掴まり・・・、ひと通り陸上で動きを練習します。
万一川に落ちてしまったらどうなるの?とは誰もが気になるところ。そんな時の対処の仕方も教わります。そしてやはり陸上で救助の練習。まあ、落ちたら落ちたでプカプカ浮かぶから大丈夫。いずれにしても、慌てないでガイドさんの指示に従えば心配いりません。
★ウキウキ ラフティング!
頑丈そうなゴムボートに乗り込みます。最初は流れのほとんど無い場所で、前漕ぎや後ろ漕ぎなどのボ
皆で力を合わせて
サポートのリュウさん、後ろには自然の驚異、土砂崩れの跡が!
ートの操作を確認。そうそう、この感じこの感じ。これだけでも楽しいんです。一緒の二人も楽しそう。
いよいよ本格的にスタートです。発電所からの放流水が合流するところまではゆっくり進みます。チームワークもバッチリ!ボートは発電所からの放水が合流して波の渦巻く最初のポイントへ。「ハイ、漕いで!」ぶいこさんの指示で上流に向かってみんなで一斉に漕ぎます。ん〜、まだまだ余裕。ボートは勢いよく波に突入します。あ〜れぇ〜っ、やっぱりすごい勢いで、あっという間に下流に流されてしまいました。でも、とても爽快。ポイントクリアの後は「イエ〜ィ!」の掛け声とともにパドルハイタッチ!これでチームの一体感が生まれます。
次のポイントは「二股」です。その名のとおり、そそり立つ岩で流れは二手に・・・(オ〜、アドベンチャー気分!)。今日は易しい方の左ルートを行きます。といっても岩壁ギリギリのコースを狙って進めていくと、ボートは急流に乗って、気付くと岩の壁が迫る!
「もっと漕いで!」とぶいこさん。「・・・無理ですぅ、ぶつかっちゃう。」と思いながらも必死に漕いで、なんとかクリア。うーん、今日のコースは手ごわい・・・。けど、俄然ファイトが湧いてきました。
次のポイントは、ハイレベルな人がチャレンジするスラローム競技の通過ゲートを設ける場所で、なぜか「ガチンコ岩」と呼ばれています。このネーミング、なんかいわくありげな・・・。さっきのポイントよりも波が高いぞ。水面から顔を出す岩もちらほら・・・。「今度はもっと勢いよく漕ぎますからね!」の指示で、みんな力いっぱい前漕ぎ。すると突然「掴まって!」の声が・・・。ドカーン!ほ〜ら、やっぱり。案の定、岩に激突です。幸い誰も川に投げ出されることなく無事クリア!だんだん余裕が出てきて、周りの豊かな自然を感じながら、次のポイントに向かいます。また次も一丸になってポイントを超えようと、パドルを漕ぐ手にも力が入ります。
★難関に突入!チームワークで乗り切れ!
飛び込んだ川には豪華にな水柱が
飛び込んだ人は、皆でレスキュー
次のポイントは、コース一番の難関で急流のうえ落差がある「リベンジシュート」。そんなチョット危ない場所なのに、前漕ぎで勢いをつけてから突入します。「さぁ、落ちるよ。掴まって!」緊張感が走ります。気を抜くと落ちる可能性が高いから、みんな必死にロープを掴みます。ジャーンプ!!ボートは一瞬空中に静止。そして、そのまま水面に落下。バシャーン!小さな滝を落ちて豪快にこの日一番の水しぶきを浴びます。バランスを崩して川に落ちそうになったのを何とか持ち直して無事クリア!残る難関はあと一つ。
すぐに次のポイント「“ちゃんと漕いでね”の瀬」が出現。川底に沈んだ堰(せき)の影響で、流れが逆流しているところです。「勢いをつけないと、止まっちゃうからがんばって漕いでくださいね〜。ハイ、前漕ぎ!」チーム一体となって漕ぎ出し突入します。突入すると安心してパドルを漕ぐ手が止まります。「まだまだ、漕いで!止まっちゃうよ〜。」・・・そうでした。ここは突入した後に漕ぎ続けることがポイントでした。「いっち、にぃ、いっち、にぃ・・・。ハイ、クリア!」最後のパドルハイタッチ!みんな、すっかりラフティングの魅力にとりつかれたようです。
次はファンカヤックです
いよいよ最後のポイント「飛び込み岩」に向かいます。前漕ぎ・後ろ漕ぎ・・・身につけた技を駆使して、大きな岩の近くにボートを泊めます。その岩のてっ辺から川に飛び込みます。エイッ!・・・あとは川の流れに身を任せてファンカヤックの乗り換え地点まで進みます。カヤックってどんな感じなんだろ?広い河原に並んでいるカヤックを見て、期待に胸が高まります。
★まったり ファンカヤック
後ろの人の方がパドルの息が合ってるな
ファンカヤックを一人で操る、みゆきさん
ファンカヤックは安定性が高くて誰でも乗れるカヤック(カヌー)です。今回は2人乗りカヤックに乗り込み、ガイドさんは同乗せずに自分達で操作してゴールを目指します。心配はご無用。ガイドさんは別のカヤックで先導、サポートをしてくれます。
通常、この地点では泳いでみたり、川に流されてみたりして遊べるそうですが、みんな気持ちがはやっているのか川遊びもそこそこに、早速漕ぎ方について簡単な説明を受け、カヤックに乗り込みます。いよいよ屈足湖へのツーリングのスタートです。
ここからは穏やかな流れを進み、静かで美しい屈足湖の自然を楽しみます。相棒と2人で息をあわせ
ゆらゆら、のんびーり
てパドルを漕ぎます。右、左、右、左・・・。う〜ん、いい感じ。と思いきや、なかなか真っ直ぐ進みません。でも、カヤックは自由自在に操作できるから、すごく楽しいんですよ。行きたいところに行けるし、安定感もバッチリ。
湖に着く頃にはすっかり操作も慣れたもの。岸に寄ったり、崖に近づいたり、真ん中でただ漂ったり、ガイドの皆さんとおしゃべりしたり、自由気ままに過ごしました。う〜ん、このゆっくりとした時の流れにずっと浸っていたい気分・・・。
ファンカヤックは、とにかく自分のペースで気の向くままに、漕いだり休んだり、景色を楽しんだりしながら、ゆったりまったりと自然に溶け込めるのが魅力です。それがホントに気持ちいいんですよね。湖面に浮かび自由に水と戯れる水鳥たちの気持ちがわかるような気がします。
★はしゃぎすぎにはご用心
息が合いすぎた?!
ふとカップルの方を見ると、カヤックが水面に斜めに突き刺さ
っているじゃありませんか。その傍らで2人がプカプカ浮いています。そうです、カヤックが転覆してしまったようです。慌てたのは私。「リュウさ〜ん、ぶいこさ〜ん、たいへんですよ〜っ」と声を掛けると、チョット驚いたような顔をして、でもすぐに笑いながら、2人の救出に向かいます。「ハハハ、湖の上ではめったにこんなことはないんだけどね。川ではたまにあるけど。」とリュウさん。「フフフ、こんなのめったに見られないから、いい時に来たかもよ。」とぶいこさん。・・・て、転覆してるのに?あのぉ、私からすれば笑い事じゃないんですけど・・・。
どうやら、二人の息が合いすぎて同じ方向に思いっきり体重を掛けてしまい、カヤックが大きく傾いたのが原因で、そのまま転覆しちゃったみたい。それって簡単に転覆するってこと?「いやぁ、でも、そういう行動をとる人の方が珍しいから。」とガイドのリュウさん。普通は反射的に転覆しないようにバランスを取っているんですって。う〜ん、そう言われればそうかも。仲の良い二人には怖いものなんかないってことね。
★リフレッシュって、こういうことよね
無事にTACクラブハウスのすぐ近くのゴールに到着。今日のラフティングとファンカヤックの余韻に浸り、みんなでさっきのできごとを振り返りながら、クラブハウスまで歩くのでした。
「ラフティングは迫力があって爽快で楽しいし、ファンカヤックは穏やかで気持ちいいし。自然の川でアクティブに遊ぶって、実は究極の癒し系かも」とみなさんいい笑顔。
ラフティングもカヤックも子供からお年寄りまで、初心者から上級者までみんなが楽しめます。友達や家族と一緒なら忘れられない思い出になること請け合いです。皆さんも十勝の大きな自然に包まれて、この感動をぜひ味わってみてください。無心になって水と戯れた後は、きっとあなたも元気で愉快な気分になっていることでしょう。
川遊びの後は、屈足温泉でさっぱりと汗を流せるおまけつき。今夜はホントにぐっすり眠れそう。
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とかちアドベンチャークラブ(TAC)
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FAX 01566-5-2728
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tac99@d3.dion.ne.jp
URL
http://www.tac-go-go.com