RALLIARTメール配信サービス(転載)

since 2002/4/10 

 
2004/3/15 ラリーアートニュース04-004
wwww.ralliart.co.jp

                           RAI−04−004
                       2004年3月15日(1/1)
                           株式会社ラリーアート 

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

           ’04全日本ジムカーナ選手権第1戦
      N4クラス三菱ランサー茅野成樹選手が逆転優勝を果たす!
 S3クラスでも三菱ランサー谷森雅彦選手が逆転優勝、三菱車1〜6位独占!

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■


<開催概要>
1.開催日3月14日(日)
2.開催場所
スーパースピードウェイ栃木県芳賀郡茂木町「ツインリンクもてぎ」
3.参加台数140台(三菱車24台)
 N1クラス(2WD、4WD、N車両〜1000cc)14台
 N2クラス(FF、N車両1001cc〜)32台
 N3クラス(FR、N車両1001cc〜)32台
 N4クラス(4WD、N車両1001cc〜)21台(三菱ランサー17台) 
 S1クラス(2WD、4WD、S車両〜1600cc)17台
 S2クラス(2WD、S車両1601cc〜)11台
 S3クラス(4WD、S車両1601cc〜)8台(三菱ランサー7台)
 Dクラス(自由改造、排気量区分なし)5台
※ターボ付き車両は、本来の排気量の1.7倍によりクラス分けされる。


〈結果〉
<N4クラス> 
順  ドライバー     車  両             タイム       
1茅野 成樹     三菱ランサーエボリューション  1’48.843 
2西原 正樹     スバル・インプレッサ      1’49.173     
3川脇 一晃     三菱ランサーエボリューション  1’49.595     
4天満 清      三菱ランサーエボリューション  1’49.668     
5森田 勝也     三菱ランサーエボリューション  1’50.812     
6古谷 哲也     三菱ランサーエボリューション  1’51.480     

<S3クラス> 完走6台
順  ドライバー    車  両               タイム
1谷森 雅彦     三菱ランサーエボリューション  1’51.894
2桃井 守      三菱ランサーエボリューション  1’53.859
3大槻正CMSC茨城)三菱ランサーエボリューション  1’54.904
4谷津 伸樹     三菱ランサーエボリューション  1’55.067
5荒木 昌      三菱ランサーエボリューション  1’55.652
6井上 賢二     三菱ランサーエボリューション  2’11.463

 2004年の全日本選手権競技開幕となる’04全日本ジムカーナ選手権第1戦「
スーパードライビングフェスティバル in  MOTEGI」が、3月14日(日
)、栃木県の「ツインリンクもてぎ」スーパースピードウェイを会場に開催された。
昨年大幅な車両規則変更を行った同選手権だが、今季は前年同様。引き続き8つのク
ラスで競われる。
 同大会には合計140台が参加し、うち三菱車はN4およびS3クラスに総勢24
台がエントリーした。昨年に続いて開幕戦の舞台となるツインリンクもてぎだが、今
年は北ショートコースではなく、初の試みとしてインディカーシリーズなどが行われ
る国際レーシングコースのスーパースピードウェイを使用。全長約2.4kmのオー
バルコース全周を使ったダイナミックな超ハイスピード区間とパイロンによるテクニ
カル区間を組み合わせたレイアウトは変化に富むと同時に、角度10度のバンクでの
スラロームなど選手にとって初めての経験で、習熟の如何が勝負の分かれ目に。上位
勢にもミスコースが続出し、タイム差も全体に開くなど、荒れた展開となった。また、
終日快晴に恵まれた競技開催日には多くのギャラリーも詰めかけ、賑やかな大会とな
った。
 N4クラスでは三菱ランサーエボリューションVIIIを駆る茅野成樹選手が1本目3
番手から2本目でタイムアップ。ただ一人48秒台を記録すると、2本目でミスコー
スによりタイムの縮まらなかった西原正樹選手(スバル・インプレッサ)、同じく2
本目でタイムが伸びなかった天満清選手(三菱ランサー)を逆転し、見事開幕戦を制
した。また、1本目の4番手から大幅なタイムを短縮した川脇一晃選手が3位、天満
選手も4番手に食い込み、ベテラン森田勝也選手が5位で続くなど、三菱車は上位1
0台中8台が入賞を果たし、圧倒的な人気とパフォーマンスを披露した。
 S3クラスでは昨年まで2年連続チャンピオンを獲得した谷森雅彦選手(三菱ラン
サーエボリューションィ)が1本目で痛恨のブレーキング失敗からミスコースを喫し
たが、渾身のアタックを決めた2本目で、2番手以下に2秒近い大差をつけて貫禄の
逆転優勝を決めた。この結果により谷森選手は昨年第7戦からシーズンをまたいで4
連勝を記録することに。また、1本目2番手の桃井守選手が2本目でも順位を守って
2位入賞。これに大槻正選手(CMSC茨城)、谷津伸樹選手らが続き、完走6台と
なった同部門で三菱ランサーが1〜6位を独占した。

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。


★第1戦終了時のシリーズポイント(全9戦中有効6戦)

<N4クラス>     
1位    茅野 成樹(三菱ランサー)20 
2位    西原正樹(スバル・インプレッサ)15
3位    川脇 一晃(三菱ランサー)12
4位    天満 清(三菱ランサー)10   
5位    森田 勝也(三菱ランサー)8
6位    古谷 哲也(三菱ランサー)6
7位    梅村伸一郎(三菱ランサー)4
8位    岡野 博史(三菱ランサー)3
9位    宮嶋 一人(三菱ランサー)2       

<S3クラス>
1位    谷森 雅彦(三菱ランサー)20 
2位    桃井 守(三菱ランサー)15
3位    大槻  正(CMSC茨城・三菱ランサー)12
4位    谷津 伸樹(三菱ランサー)10
5位    荒木  昌(三菱ランサー)8
6位    井上 賢二(三菱ランサー)6
※S3クラスは完走6台のため以下ノーポイント


以上


**************************************

 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357

**************************************
2004/1/26 ラリーアートニュース04-003
www.ralliart.co.jp
                            
                            
                           RAI−04−003
                           2004年1月26日
                           株式会社ラリーアート 
 
 
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

                 新役員人事 
 
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■



 株式会社ラリーアートは、1月26日開催した臨時取締役会で取締役の田口雅生が
2月1日代表取締役社長に就任する役員人事を決定した。  
 
 

                【新社長略歴】


1 氏名   田口雅生(たぐち まさお)   
2 生年月日 1952年11月22日 
3 学歴   東京工業大学工学部機械工学部卒 
4 職歴   1975年三菱自動車工業株式会社入社後、エンジン実験、
       振動騒音研究、乗用車商品企画に携わる。
       1995年4月株式会社ラリーアートへ派遣。
       2003年6月同社取締役。商品企画・開発、広報宣伝部門を統括。
  
 


                                   以上
 
**************************************

 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357

**************************************
2004/1/15 ラリーアートニュース04-002
www.ralliart.co.jp

                            RAI−04−002
                            2004年1月15日
                            株式会社ラリーアート

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■


         ランサーエボリューションVIII・VII用
  「スポーツサスペンションキット」(ビルシュタイン製、車高調整式)新発売
    〜ビルシュタインとのコラボレートでよりスポーティな足を実現〜


■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

 株式会社ラリーアート(コリン・スミス社長)は、ランサーエボリューション
VIII・VII用「スポーツサスペンションキット」を設定し、全国の三菱自動
車乗用車系販売会社およびラリーアートピット各店、テストアンドサービスを通じ
て2月16日より販売する。

 「スポーツサスペンションキット」は、信頼の足、ビルシュタイン社と共同開発
した車高調整式サスペンションキット。ステアリングへの路面状況のフィードバッ
クが良く、安心感&自由感を向上する。不整地における走行でも車体のフラット感
を得ることが可能。ロール剛性を向上したことにより、旋回性も各種操作に対する
リニアな挙動変化が得られ、操舵初期のプッシュアンダーも低減。操安面ではトレ
ース性およびリニアリティ、さらには乗り心地も向上した。ヘルパースプリング付
き。ランサーエボリューションVIII・VII(除くVII GT−A)に対応
する。


【仕様】
キット内容 :スプリング、アッパーインシュレーター等アッセンブリー
車高調整  :ネジ調整式
車高調整範囲:−40〜+10mm
(構造変更検査等の規制緩和により、*一定範囲での寸法変更が認められている)
減衰調整  :基準は高さ±40mmの範囲と定められている。
バネレート :固定式
付属品   :フロント12.0kg(ヘルパースプリング付)、
       リヤ9.0kg(ヘルパースプリング付)
       車高調整用レンチ2本


【オーバーホール対応タイプ】
詳しくはテストアンドサービス
TEL:044−854−1945、
Eメール:mail@test-service.co.jp
にお問い合わせください 

■開発責任者 木全 巖ゼネラルマネージャーのコメント

「ソフトで粘るスーパーサスペンションだね。旋回時に路面変化の影響を受けにく
く、旋回曲率の不規則な変化(キョロツキ)が低減している。全般的に操舵量が
低減、操舵に対する挙動変化も正確で不安感がなくなった。また、ギャップなどの
離地(含むジャンプ)での挙動の収まりが良く(早く)揺り戻しもない」

03年11月24日、三菱自動車(岡崎)ハンドリングコースにおいて、あらゆる
状況下で最終テスト走行を実施


■「スポーツサスペンションキット」内容

商品名 :スポーツサスペンションキット
部品番号:RACT9A02P1
税込価格:346,500円
本体価格:330,000円
備考  :車高調整式、ショックアブソーバー&スプリングのセット


※価格は、2004年1月現在の取付工費を含まない希望小売価格


以上


**************************************
***
 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357
**************************************
***

2004/1/15 ラリーアートニュース04-001
www.ralliart.co.jp
                            RAI−04−001
                            2004年1月15日
                            株式会社ラリーアート

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■


         ランサーエボリューションVIII・VII用
 「スポーツチタンマフラーキット」、「スポーツチタンメインマフラー」新発売
      ―メインマフラーのみで50%以上の軽量化を実現―


■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

 株式会社ラリーアート(コリン・スミス社長)は、ランサーエボリューション
VIII・VII用「スポーツチタンマフラーキット」を設定し、全国の三菱自動車
乗用車系販売会社およびラリーアートピット各店、テストアンドサービスを通じて
2月4日より販売する。

 「スポーツチタンマフラーキット」は、メインマフラー部で標準品に比べ、50%
以上となる約4.5kgもの軽量化をしたオールチタン製マフラー。触媒から後方の
センターパイプとメインマフラーの2アイテムから構成している。

 軽量化のみならず背圧低減による高性能化を両立。音質においても重厚感と上質感
を両立したエキゾーストサウンドが楽しめる。内部構造については、吸音材に
Advantex(アドバンテックス)<*1>という連続繊維<*2>のグラスウ
ールを採用した結果、グラスウールの飛散・排気熱による溶解を大幅に抑制すること
ができ、マフラー内部の耐久性・音質変化の低減を達成した。

 φ106二重管のテール部は、チタンならではの青い焼き色をつけ、
RALLIARTロゴを入れ、よりスポーティな仕様に仕上げた。ランサー
エボリュションVIII・VIIに対応する。

*1:Advantex(アドバンテックス)は、オーウェンスコーニング社の登録
商標です。
*2:従来品に多い断片繊維に対し、実に750kmにおよぶ極細35ミクロンの
連続した繊維。


■「スポーツチタンマフラーキット」、「スポーツチタンメインマフラー」内容

商品名  :スポーツチタンマフラーキット
部品番号:RACT9101T1
税込価格:260,400円
本体価格:248,000円
備考    :オールチタン製、φ106テール、φ65センターパイプのセット


商品名  :スポーツチタンメインマフラー
部品番号:RACT9101T0
税込価格:165,900円
本体価格:158,000円
備考    :オールチタン製、φ106テール、メインマフラー単品


※価格は、2004年1月現在の取付工費を含まない希望小売価格

以上

************************************
 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357
**************************************
***

2003/12/8 ラリーアートニュース03-067

www.ralliart.co.jp
                            RAI−03−067
                            2003年12月8日
                            株式会社ラリーアート

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■


    デリカ、レグナム/ギャラン、ミラージュ/ランサー用を追加
      「スポーツアーシィングシステムキット」新発売
 〜電流をスムーズに流すことで性能向上、エンジンルームのドレスアップに〜


■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

株式会社ラリーアート(コリン・スミス社長)は、「スポーツアーシィングシステム
キット」の設定車種を追加し、2004年1月9日より全国の三菱自動車乗用車系販
売会社およびラリーアートピット各店、テストアンドサービスを通じて販売する。
「スポーツアーシィングシステムキット」は、バッテリーのマイナス端子からケーブ
ルでエンジン本体などに直接アースを取り、電気の流れをスムーズにし、クルマが本
来持っているポテンシャルをより発揮させるシステム。本キットを装着することによ
り、点火系、モーター類、ランプ類等の各電気系統に必要な電力を安定供給すること
が可能になる。なお、ケーブルは15SQメッシュを使用し、半透明青色被覆は耐熱
110℃、黒色RALLIARTロゴ入り。バッテリー接続部付近にはRALLIA
RTロゴチューブ付き。
また、高電圧・高電流に対応すべく本体および端子接合部に独自の新技術を投入し、
線と端子を一体化させ、線密度を向上させたことにより超低抵抗値を実現した。
このシステムは、モータースポーツでも利用されている電気系のチューニング。20
03年スーパー耐久シリーズのクラス2でチャンピオンを獲得した「ジアラランサー
EVOVIII」も、実際にこの「スポーツアーシィングシステムキット」を装着し効果
を上げている。
なお、本商品は1月9日(金)〜11日(日)に千葉・幕張メッセで開催される「東
京オートサロン2004 with NAPAC」の三菱自動車ブース内のラリーア
ート展示会場でも販売する。



■「スポーツアーシィングシステムキット」追加車種内容
部品番号   
価格 備考


RAPD6501S1   
26,000円 
デリカV6ガソリンエンジン(PD6W、PF6W)用


RAEC5501S1   
26,000円 
レグナム/ギャランVR−4(EC5W、EC5A)標準バッテリー用


RAEC5501S2   
26,000円 
レグナム/ギャランVR−4(EC5W、EC5A)
寒冷地仕様バッテリー用


RACJ4501S1   
23,000円 
ミラージュ/ランサーMIVEC(CJ4A、CK4A)標準バッテリー用 
※MIVEC−MDエンジン不可


RACJ4501S2   
23,000円 
ミラージュ/ランサーMIVEC(CJ4A、CK4A)寒冷地仕様バッテリー用
※MIVEC−MDエンジン不可


※RAPD6501S1、RAEC5501S1、
RAEC5501S2は5本ケーブル仕様。
RACJ4501S1、RACJ4501S2は4本ケーブル仕様


■「スポーツアーシィングシステムキット」設定車種
部品番号   
価格 備考


RANA4502S1   
18,500円  グランディス(NA4W)標準バッテリー車、
シャリオグランディス2.4L GDI(N84W、N94W)標準バッテリー車用


RANA4502S2   
18,500円  グランディス(NA4W)寒冷地仕様バッテリー車、
シャリオグランディス2.4L GDI(N84W、N94W)
寒冷地仕様バッテリー車、
シャリオグランディス3L GDI(N86W、N96W)用


RACE9501S1    27,000円 
ランサーエボリューション。〜III(CD9A、CE9A)用


RACP9501S1    27,000円 
ランサーエボリューションIV〜VI(CN9A、CP9A)用


RACT9501S1    27,000円 
ランサーエボリューションIV〜VI(CN9A、CP9A)
ラリーアートスポーツエアサクションパイプキット装着車、
ランサーエボリューションVII(GT−A含むCT9A)、VIII(CT9A)用


RACS5501S1    27,000円 
セディアワゴン/ランサーワゴン(ターボ含むCS5W)用


RACU2501S1    27,000円 
エアトレック(ターボ含むCU2W、CU4W)用


RAZ27501S1    25,000円 
コルト2WD(Z25A、Z27A)、4WD(Z26A、Z28A/4WD)用


RAH81501S2    16,500円 
トッポBJターボ車(H41A、H46A)、
eKワゴン/eKスポーツ(ターボ含むH81W)用


RAV65501S1    26,000円 
パジェロ エボリューション(V55W)用/パジェロ(V25W、V45W)用
パジェロガソリン車(V65W、V75W、V63W、V73W)用


※価格は、2003年12月現在の取付工費を含まない消費税別希望小売価格      
                         

以上
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357
2003/12/8 ラリーアートニュース03-066

www.ralliart.co.jp
                            RAI−03−066
                            2003年12月8日
                            株式会社ラリーアート

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

    2003年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)
         第5戦(最終戦)「ラリー・インディア」

     三菱ランサーエボリューションのアーミン・クレマー選手が
     ドライバーズ 総合チャンピオン、グループNの2冠獲得

      三菱自動車はマニュファクチャラーズタイトルを獲得
       奴田原文雄選手、田口勝彦選手は惜しくもリタイヤ


■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

【最終総合成績(暫定)】

順位    ドライバー/ナビ   国籍   
車 両 
タイム

1 K・シン(AP)/A−O・シェウセイン  MAL/MAL   
プロトンPERT(A)
3時間53分40秒09

2 A・クレマー(AP)/F・バーセン  GER /GER 
三菱ランサーエボリューション(N)
2分22秒02

3 D・カルダローラ(AP)/P・チェッチーニ  I/I   
三菱ランサーエボリューション(N) 
9分15秒06

4 D・ドッペレイター(AP)/O・フロエン  A/N 
三菱ランサーエボリューション(N) 
12分34秒02

5 G・アーガイル(AP)/S・スミス  NZ/NZ   
三菱ランサーエボリューション(A) 
24分14秒03

6 C・アトキンソン(AP)/B・アトキンソン  AUS/AUS   
スズキイグニス SUPER1600  (A)   
30分49秒09

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
MAL=マレーシア、GER=ドイツ、I=イタリア、A=オーストリア、
N=ノルエー、NZ=ニュージーランド、AUS=オーストラリア。
1位 のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計。
2位以下のタイムはトップとの差。
(A)=グループA / (N) =グループN 。
(AP)=アジパシ登録ドライバー

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 2003年FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)第5戦(最終戦
)「ラリー・インディア」が12月5日(金)〜7日(日)にかけて同国西部の都市
ムンバイ(旧称ボンベイ)の南東170kmにあるプーナを基点として開催され、A
PRCのドライバーズタイトルとグループNタイトルは三菱ランサーを駆って総合2
位入賞/グループNクラス優勝を果たしたアーミン・クレマー選手(ドイツ)が獲得
した。一方、「ADVAN・PIAAラリーチーム」より三菱ランサーエボリューシ
ョン・グループN仕様で参加した奴田原文雄/林哲選手組、田口勝彦/マーク・ステ
イシー選手組は共に第1レグで惜しくもリタイヤとなった。
 
 今回のラリー・インディアは、プーナ近隣の山岳地帯を縫うグラベル路に設定され
た13箇所のSSで行われ、荒れた路面にダメージを受ける車両が続出し、序盤から
熾烈な争いとなった。今大会にAPRCの逆転チャンピオンをかけて臨んだ奴田原選
手は初日のオープニングステージで2番手に13・6秒差をつける圧倒的なパフォー
マンスを発揮。続くSS2を3番手で終え、好調に14・48 kmのSS3に進ん
だが、ゴール近くでコースオフを喫し、マシンをコースに戻すことが出来ずに無念の
リタイヤとなった。また、前戦ラリー・タイランドでグループN2位入賞を獲得して
好調の波に乗る田口勝彦選手はSS1ではインカムのトラブルが発生してペースに乗
れず、気を取り直してSS2に臨んだが、ステージ前半で駆動系トラブルに見舞われ、
残念ながら戦列を去ることとなった。

 奴田原選手、田口選手の2台は車両を修復してレグ2から再スタート。(APRC
のスーパーラリーシステムにより、総合順位は関係なくなるが、ラリーに復帰するこ
とが可能)奴田原選手はSS6と第3レグのSS13で2番手タイムを記録。田口選
手もSS8でトップタイムを叩きだして気を吐いたが、両車両に再びミッショントラ
ブルが発生したため惜しくもラリーを終えた。
 
 一方、第1レグを首位で終えたA・クレマー選手(三菱ランサーエボリューション
・グループN仕様)は第2レグも2位と安定した走りを見せて、K・シン選手(プロ
トン・グループA仕様)に続く総合2位でゴールしてグループN優勝を飾った。クレ
マー選手はシンに1点差でAPRCドライバーズチャンピオンを獲得とともに、グル
ープNチャンピオンを獲得した。また、三菱自動車はAPRCマニュファクチャラー
ズチャンピオンも獲得した。

■2003年APRCチャンピオン  A・クレマー選手コメント
「今年はグループNの三菱ランサーで参戦して、Nのチャンピオンを獲ることが目標
だったが、総合チャンピオンにもなれて非常に嬉しい。欧州から参戦している我々に
とってAPRC5戦を戦い、色々な条件路面コンディション、さらには文化を感じ取
ることができてすばらしいシリーズだった。」

■奴田原選手コメント
「タフなラリーだった。こんなにトラブルに見舞われたラリーをしたのは初めて。結
果が残せなくて残念だが来年に繋げる多くを学ぶことも出来た。私の為に協力してく
れた多くのスポンサーへ感謝の気持ちを伝えたい。」

■田口勝彦選手
「事前のテストは快調だったのに運が悪かった。今回は残念な結果になってしまった
がマシン、テクニック共に大きく向上しスピードはかなり上がったと自負している。
オフシーズンに改善し来シーズンに挑みたい。また多大な協力をしていただいたスポ
ンサーと応援をくれたファンに感謝します。」

■2003FIAアジア・パシフィックラリー選手権ドライバーズポイント(暫定)
1位 クレマー(三菱ランサー) 53  
2位 シン(プロトンPERT) 52
3位 アーガイル(三菱ランサー)45
4位 奴田原  (三菱ランサー)37

※12月8日現在、グループN、マニュファクチャラーズポイントの得点詳細は主催
者から未発表。



以上
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 ■本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ラリーアート 担当:須賀
  TEL.(03)5479−2357

Back Number